暁 〜小説投稿サイト〜
シュウマツの残光
薄暗い部屋
俺の彼女

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「痛い




痛い痛い痛い痛い



全身が悲鳴をあげている。
なにが起きたの?ここはいったい・・・・?


ここはどこなんだろ・・・・。」



首を動かすと首の付け根が痛む。擦り傷がいくつもできているようだ。
いくら叫んでも誰も返事をしない。付近にに動物の声がする・・・・。

ここは小さな格納庫のようなものらしい。
ならばここを出ればいいと誰でも思うが


開かない。


じゃあ壊せば・・・・?


そうか・・・私はかれこれ一時間近くこの扉を蹴り続けたんだ。元々あった傷口が動くことによってさらに広がり、私を苦しめていた。



小屋には小さなテレビとビデオテープがある。テープにはメモ書きが貼ってある。


「まりえへ、きとより」

私は怖くて見る勇気が出なかった。
心当たりがあるからー
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