第五章 StrikerS編
第百三十一話 『ティアナとのお話(後編)』
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んね」
「うん!」
「なのはは少し頑張りすぎ。
部屋に戻ってもずっとモニターに向かいっぱなしでしょ?
訓練メニュー作ったりビデオでみんなの陣形をチェックしたりしているし…倒れないか心配なんだから」
「えへへ。ごめんね、フェイトちゃん」
「なのはさん、それにシホさんも訓練中はいつも僕たちのこと見てくれていますよね?」
「本当に、ずっと…」
「だから私達は頑張れるんです」
「う、うん…!」
フォワード達にそう言われてなのはは頬を赤くしているのだった。
そして模擬戦ではティアナの放つ弾丸、スバルの攻撃が丁寧に一つ一つ潰されていき二人は息を乱している。
それに対してシホはずっとツヴィリングフォルムで応戦するといった行動だった。
「スバル! なんとしてもシホさんの本気を出させるわよ!」
「オッケイ!」
そしてスバルのウィングロードでスバルに追尾するようにクロスファイヤーシュートがシホに向かっていく。
「でやあぁああーーー!!」
スバルの拳がシホに直撃するがそれはシールドで防がれる。
だがシホの背後をクロスファイヤが迫る。
スバルの攻撃を防御しているので片手でシホはすべて切り裂き、スバルも攻撃をいなされてシホから通り過ぎる。
「いまだ! クロスファイヤー………シュート!」
またしても弾丸が迫ってくるがシホは危なげなく捌こうとする。
だがそれらの弾丸はすべてフェイクでシホが切り裂こうとした瞬間に消え失せ、またしても背後から一つの弾丸がシホを襲いにやって来る。
「フェイクか…。ならこれもフェイクかな?」
そう言ってシホは今度こそ弾丸を切り裂いた。
しかしその弾丸は特殊性で切り裂かれた瞬間に弾けてシホの腕を覆う。
「これは…!?」
「はぁ…はぁ…バインド式の弾丸です。これ、結構神経使いますからなかなか使わないんですけどね…」
「そう、なかなかいい弾丸だわ。初見だとわからないものね。いいわ。少し私の本気を見せてあげる」
シホはバインド弾をもう片方の剣で切り裂き、
「フォルム、フィーア!」
《Axd form.》
そこにはとても巨大なギザギザした剣が握られていた。
これこそヘラクレスの斧剣を元にした剣である。
シホはそれを構えて、
《Nine Bullet Revolver.》
「ナインライブズブレイドワークス!!」
まずスバルにその九つの斬撃を叩き込んでスバルは全部ガードできずにダウンする。
「ッ!」
《Sch?tzeform.》
「ナインライブズ!」
ボッ!
今度は弓から九つの魔力矢が放たれてそれらはすべてホーミング性能でティアナに殺到する。
「わぁあああーーー!!?」
すべてを浴びてティアナは沈黙する。
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