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FAIRY TAIL 友と恋の奇跡
第93話 見えない糸
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い糸で繋がっているんだ。」

人は、好きな人はもちろん、初対面の人でも、喧嘩をした人でも、見えない糸で繋がっているんだ。でも、自分が大切だと思う人と繋ぐがっている糸は見えるんだ。

リョ「お前に、妖精たちと繋がっている糸が見えるかっ!!」

ルーシィや、星霊には見えている。もちろん俺にも見える。妖精の尻尾の魔道士には全員見えるんだっ!!

リョ「人と人の和は、俺たちを強くするんだっ!!!竜桜切ッ!!」

俺の背後に、いつもより倍の大きさの青いドラゴンが浮かび上がる。聖剣をフェアリーに振りかざしたと同時に、ドラゴンは消えて、桜の花びらが舞い散る。

フェ「キャアァァァァァァァァァァ!!!」

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リョ「・・・はぁ・・・・・」

俺は膝から崩れるようにその場に倒れた。

ル「リョウ!!」

ルーシィが駆けつける。ロキたちは帰ったみたいだな。

ル「さっきのリョウ、かっこよかったよ。」

リョ「へへっ、サンキュー。」

フェ「うっ・・・」

フェアリーが痛そうに足を押さえながら起き上がる。

ル「あなたたちのマスターの企みは何?」

フェ「知らないよぉ〜。」

キャラ変わりすぎだろっ!?操られてたからか?

フェ「ファイターなら知ってると思うよぉ〜。私たちの頼れるリーダーだから〜。」

あいつか・・・あいつとはもう戦いたくねぇ・・・これ以上、聖剣をバキバキに折られたらヤバイからな・・・俺たちは部屋を出た。

ル「マヤ、無事かしら?」

リョ「どうだろうな?」

その時、

エ「ルーシィ〜!!」

グ「リョウ〜!!」

前方からエルザとショールとグレイとユモとウェンディとトーヤとシャルルが走って来た。

ル「みんなは何か分かった?」

ショ「グレイとユモが聞き出せたみたいだ。」

おしっ!これでビームの企みがわかるな。

ト「後はナツさんとハッピーさんとフレイさんが来れば・・・」

その時、

エ&ショ&グ&ユ&ウェ&ト&シャ「!!!!!」

ル「ひぃ・・・」

リョ「な、何だ・・・このバカデカイ魔力・・・」

恐ろしくて身震いするくらいの魔力を背中で感じた。お、おいおいおい・・・マカロフさん並の魔力だぞ・・・

ル「もしかして、不死鳥の欲望!?(フェニックスディザイア)」

シャ「その可能性が一番有り得るのよ。」

その時、

マ「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」

聞き覚えのある悲鳴が聞こえた。

ユ「マヤの声ッ!?」
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