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魔法少女リリカルなのはStrikerS 〜賢者の槍を持ちし者〜
Chapter19「青き星へ」
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父親も父親だが母親はその上を行っている。若いのだ。兎に角若すぎるのだ。このなのはの母親だという人物は容姿で年齢を言えば20代前半くらいと言っても通じるくらい若々しい。だがなのはが19歳だという事を入れて考えればこの女性が30代後半か40代に達しているのは間違いない。
「はじめまして。なのはの母の高町桃子です」
「紹介が遅れたね。私はなのはの父親の高町士朗。変な初対面になってすまなかったねルドガー君」
固まっているルドガーをよそに桃子と士朗は自己紹介をはじめた。2人の声が耳に入りルドガーは現実に戻る。
「い、いえ。俺も警戒しすぎましたから」
「いや、あれが正常な反応だよ。誰だって突然後ろに立たれば警戒の1つや2つもするさ」
「は、はぁ……」
ルドガーのように戦いに身を置く者はともかく、一般の何の武術も得ていない者があんな反応は流石にするとは思わないが、警戒心の強い人間を煽るのには十分すぎる行動を士朗はルドガーにやったのだ。最強の骸殻能力者であるルドガーが警戒するのは当然だった。
「で、どうなのお父さんのルドガー君の評価は?」
楽しそうな表情を浮かべ美由希が士朗にルドガーの彼の感じた印象を尋ねる。
「ああ。なのはの言うとおり彼は相当な力を持っているな。それも俺を超えるほどの凄まじい力を」
「お父さんを!?」
「………」
ただ翠屋のケーキを直接店で食べてみたくて来たはずなのに、いつの間にか戦闘評論が始まり出しルドガーとスバルとティアナはこの話の流れについてこれずに呆気にとられていた。
「ルドガー君、君は私達と同じ二刀流使いだったね?」
「えと……正しくは双剣です。後、双銃とハンマーも使ってますが…」
「凄い!3つも使えるの!?双剣に双銃、ハンマーって事は……双剣銃鎚士ってとこかな?」
「ま、まぁそんなとこかな、あはは……」
尋ねられた事に律儀に答えてはいるが、この士郎と美由希の嵐のような質問にだんだん引き気味になっていくルドガー。横目で困ったようになのはを見て、彼女はルドガーが自分に助けを求めている事に気付き間に入る。
「もう2人共!ルドガー君が困ってるよ!ルドガー君はケーキを食べにきたんだから」
なのはに注意され我にかえる2人。苦笑しながらルドガーに謝る。
「あはは、ごめん!」
「すまなかったね。ではお詫びにケーキのお代はかまわないよ」
「ありがとうごさいます!」
「よかったね、ルドガー君」
「ルドガーさんここのケーキってすっーごくおいしいんですよ!」
「私も実際食べて驚きました」
カウンターの椅子に座り、なのはとスバル、ティアナがルドガーに話しかける。スバルとティアナ、実際にケーキを食べた
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