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魔法少女リリカルなのはStrikerS 〜賢者の槍を持ちし者〜
Chapter19「青き星へ」
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まるでガイアスの言いそうな事を話すシグナム。やはり彼女はガイアスと気が合いそうだ。
「それにその目……私と同じ目だな。己の守りたい者の為なら誇りも自身の命さえ投げ出し、守り抜こうとする者の目だ」
「…買い被りすぎだ。誰だってそうするだろ?」
「誤魔化す必要はないだろ? …まぁいい。お前が話す気がないなら今はそれでいい……だがいつかは話してくれ」
話しは終わりだと言って歩き出したシグナムにルドガーも続く……“私と同じ目をしている”……それと同じ事をルドガーも彼女達を見ていて感じていた。フェイトに言った事がいい例だ。違う世界でも似た人物は大勢いるものだと、世界が広いのか狭いのかわからなくなる。程なくしてノルマのサーチャーの設置を全てが終わる。帰路の途中懐中時計で時間を確認すると予定通りに進んでいたのがわかる。
「クルスニク」
時計をしまっているとシグナムがルドガーに声をかける。
「今テスタロッサに連絡をかけてみたが、テスタロッサ達は高町の実家にいる高町達を拾ってから帰ってくるそうだ」
「実家?顔見せにでも行っているのか?」
「それもあるが、高町の家は翠屋という喫茶店を生業としていてな…顔見せがてら翠屋のケーキでも買って帰るつもりなのだろう」
「成る程な…」
それも海鳴市では中々の知名度があるらしいとの事。ケーキやスイーツ系をこの次元世界に来てから食べる機会が少なかったルドガーだが、今の翠屋の話しを聞いてぜひとも翠屋のケーキを食べてみたくなった。
「テスタロッサが車を翠屋に回してくれる。私は先に主の下へ戻るが、もし翠屋に興味があるならテスタロッサ達と一緒に帰ってくれのも---」
「流石シグナム!わかってるじゃないか!」
気を察したシグナムの提案にガッツポーズを取る。料理好きなルドガーとしては海鳴市で有名であるという店に行き、できれば直接そこで店の一品を食べてみたい……彼の料理人魂は今まさに最高潮に達していた。
「思った以上に食いついたな……ならここで足を止めているのは時間の無駄だろう……高町には私が話しておいていやる……行ってこい」
「ああ!」
有り難い申し出を断る理由はなく、コテージへの帰路を進むのをやめルドガーはなのは達のいる翠屋へと駆ける。しかしルドガーは肝心な事をシグナムに聞いていなかった事に気付く。
「……翠屋って何処にあるんだ?」
バク宙で走るのを止めるが気付いた時には既に遅し。翠屋へ行きたいあまりウイングドブーツで全力疾走した事でシグナムから大分距離が離れている上に人通りのある道へと出てしまっていた。
「……シグナムに連絡だな」
端末を取出しシグナムに連絡を入れ翠屋の場所を聞く事にした。
……状況を知った彼女がルド
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