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魔法少女リリカルなのはStrikerS 〜賢者の槍を持ちし者〜
Chapter19「青き星へ」
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いたのはまず間違いないのだが、誤魔化そうと必死な2人。挙げ句には、念話を使ってルドガーの役割の事で相談を始める。

「ルドガー君はライトニングとフェイト隊長と一緒に動いてもらおうと思ったたんだよ」

「これならスターズとライトニングの人数は均等だしね」

「へぇー何だちゃんと考えてたんだな」

「だから言ったでしょ?」

「ルドガーの事はちゃんと考えてたんだから」

「そうか…悪かったな。てっきり今、念話でどうするか話しあってんじゃないかと思ったけど違ったんだな」

「「………」」

うっ…鋭い!
と、冗談混じりに笑いながら話すルドガーにそう心の中で思ってしまう。それから程なくして、コテージに八神家との面子が到着し合流、六課メンバーは部隊長であるはやての作戦行動開始の合図で海鳴市へとそれぞれ動き出したのだった。


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サーチャーの設置担当のルドガーとライトニング、フェイトとシグナム達は作業の効率を考えて、フェイトとエリオとキャロ、ルドガーとシグナムの二手に分かれている。だがルドガーとしてはこの分かれ方は正直止してほしかった。理由はパートナーのシグナムだ。彼女と一緒に行動しているといつも決まって手合わせの事での話しばかりで、多少疲れてしまう。彼女に認められていると考えればいいのかもしれないが、それは経験していない者のいう事だろう。

「…終わったか、シグナム?」

「ああ。この辺りは粗方サーチャーの設置は完了したな」

サーチャーの設置をシグナムが終わるのを待っていたルドガー。実はルドガーはサーチャーの設置作業はできない。いや、正確にはサーチャーの不可視化を行う事ができないのだ。不可視化は幻影魔法の一種であり、リンカーコアを持たないルドガーには当然そのような施しをできるはずもなく実質的にシグナムの付き添いになってしまった。だが万が一、対象ロストロギアと遭遇した場合も考えればこの割り付けは妥当なものであり、一応自分にも役割があると思う事にした。

「そう言えば、クルスニク」

「何だ?」

「お前は八神部隊長を…いや主はやての事をどう思っている?」

いきなりなんだ?シグナムの本当にいきなりの問いに内心そうツッコミを入れらずにはいられない。

「はい?」

「すまない、言葉が足りなかったな。ではあえて言わせてもらおう。……お前は主はやての事を好きなのか?」

「好きか…だって?」

「そうだ。あと、一つ付け加えておく。友や身内の者に対する好意ではないからな」

「…………」

ぶっちゃけ過ぎだ。今度はそうツッコまずにはいられない。そもそも何故このタイミングでこんな話をした理由がルドガーにはわからない。特にシグナムという人
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