第十一話 勇者の背中
[3/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
「あ・ああ」
「逃げろ!早く逃げるんだ!!」
力の言葉に我を取り戻したエリオは咄嗟に逃げようとするがその先にエイリアンが立ちふさがる。
「ああ!」
「貴様は複製人間として面白いサンプルだ・・・我々で回収していく」
「う・あ」
もはやエリオは恐怖で立ちすくんでいる。
「・・・げえ」
「なに?」
「違え!そいつはただのクソ生意気なガキだ」
力はエイリアンの拘束を解くとエリオを抱えそのまま走った。
「しゃらくさい!!」
エイリアンの攻撃が力にヒットすると力の身体は外壁を突き抜けた。高層地帯だった施設から落ちる力とエリオ。
「うああああああああ!!」
「あああああああああ!!」
エリオがもう駄目だと思ったその時。
「トライダグオン!!」
管理局施設外に出たことで力はダグコマンダーを起動させた。水色のダグテクターが構築されていく。
「ブレイブリキ!!」
力はエリオを抱えるとそのまま安全に着地した。エリオは全く何が起こったのか分からないといった表情だった。エリオは半分失神していたため力はそのままエリオを抱え安全な場所までかくまった。
「ここに隠れていろ」
「あ・なたは?」
エリオの問いに力は答えた。
「勇者!ダグオン!!」
「勇者?ダグオン?」
襲い掛かるエイリアンの群れに突っ込んでいく力。
「ブレイブライオアタック!!!」
ライオン形態に変形した力の攻撃でエイリアンは一掃された。
「凄い」
今のエリオには力のダグオンの背中がとても大きくそして頼もしく見えた。
「ほらほらエイリアンの皆さん!!俺はこっちだぜ!!」
またも来るエイリアンだが。
「ブレイブシューター!!!」
力のショルダーから光弾が発射される。力はなるべくエリオからエイリアンを引き離すように戦った。だがなおも増え続けるエイリアン。そこに。
「ブラッディダガー!」
赤い剣が降り注いだ。
「はやて!!」
「ブレイブリキ!大丈夫!?」
だがエイリアンの数は減らず囲まれる力とはやて。その時
「凶牙粉砕!!スターダスト・シューティング!!」
流星のような光線が降り注ぎエイリアンを破壊していった。
「飛鳥!!」
「よっ!」
「あたしらも忘れんな!!」
そこにヴィータ、シグナム、シャマル、ザフィーラ、リインが到着した。等身大戦士がはやてを筆頭に全員集結した。
「差し詰め『八神軍団』か『ヴォルケンリッター全員集合』ってとこ?でしょ?リーダー」
飛鳥がはやてに言うとはやてが焦った。
「これ軍団やったの?っていうか何で私がリーダー?」
「
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ