第39話『夏だ!海だ!別荘だ!!』
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〜ツバサ〜
今は夏休み中の真っ只中の8月上旬
ボクは家で寝てたハズなのに……
「あれ?ここ何処?」
キョロキョロと部屋を見てみると
畳が広がる和室で
その部屋の真ん中に布団があり
ボクはそこで寝ていた
状況がわからないボクはネオに念話をしてみた
《ネオ〜状況説明求む〜》
ボクがそう念話をすると
部屋の襖が開いてネオが入ってきて
「どうしましたか?」
ネオが聞いてきたので
「ここはどこ?」
ボクが聞くと
「ここは海鳴市から幾分か離れた所にある月村家の別荘ですよ」
ネオの話しを聞いて何となくボクは昨日の事を思い出した
〜回想〜
お昼頃翠屋に行くといつものメンバーがいて
「ねぇツバサちゃん明日から数日暇かな?」
すずかが聞いてきたので
「用事はない……」
特に何も無かったのでそう答えた
「うん。じゃー明日楽しみにしててね」
「……?」
すずかが何を言ってるのかがわからなかったので
《どう言うこと?》
魔導師組に念話で聞いて見ると
《にゃはは……》
《えっと…》
《な、なんでもないよ!!》
曖昧な返事が返ってきた
その後はその話題に触れる事無く1日が過ぎて行った
〜回想終了〜
「うん。何となくわかったよ」
ボクが今の現状を頭で理解していると
「あ〜ツバサちゃんやっと起きたの!!」
「えっと…おはようツバサ」
「ツバサお寝ぼうさんだー」
「ツバサちゃんおはよう」
「も〜やっと起きたのね」
5人の少女が現れた
「おはよ……」
とりあえずボクは挨拶を返して
「説明…欲しい……」
そう言うと
「ツバサちゃんにサプライズ旅行なの」
「ツバサに内緒で計画してたんだ」
「それできょーけっこうしたの」
「でも朝行ったらツバサちゃんまだ寝てて……」
「全く起きないからそのまま連れてきたってわけよ」
5人が順に説明してくれた
「わかった……」
ボクがそう答えると
《もしかして迷惑だった?》
なのはから念話が届いた
《いや。別に大丈夫だよー
家に居てもあと少しで完成予定のデバイスを完成させたり、そのデバイスを使ってみて微調整をしたり、
既存のデバイスの調整をしたり、近・中・遠距離戦の練習したり、新魔法の開発をしたり、
読書したり、勉強したり、管理居への対応を考えたり……とかしかする事無いから》
ボクが念話でそう伝えると
《………ごめんなの……》
なのはは何故か謝ってきた
《気にしなくてもいいよー直ぐにやらなきゃ駄目なのは特に無いからねー》
なのはとの念話を切り上げて窓の外
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