IFストーリー はやて編
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てくれないんだもん………私も気になって気になって………」
「いやぁ、やっぱりサプライズって必要やろ?2人もビックリする人物やで〜」
そんな悪戯する子供の様に無邪気に笑うはやてに自然と笑みが溢れるなのはとフェイト。
「あの………失礼ですが、八神はやて一等陸佐でお間違い無いですか?」
「そうや………」
「初めまして。本日付けで一等陸佐の副官を仰せつかりました有栖零治三等空尉です」
「えっ!?」
「有栖零治って………」
そんな驚く2人にはやてはしてやったりと言った顔をする。
「やっぱり驚いたで〜サプライズ成功や!!」
「俺はあまり気が進まなかったんだがな………」
なのはとフェイトの反応を見て、そんな話をする2人。
「ええやろ別に減るもんじゃないし………」
「まあそうだが………」
そう言って互いに笑い合う2人。
「お帰り零治君………」
「ただいまはやて………」
そんな2人を優しく風が包み込んだ………
「へえ………ロマンチックだねおばあちゃん!!」
「そうだろ………その後も私達はいつも一緒だったよ………」
椅子に座る老婆が小さい女の子に語りかける。
「いいな、いいな………私もそんな出会いがあれば………」
「きっとあるさ………昔と違って世界は幸せに包まれているんだから………」
世界は今も理不尽な事や悲しんでいる人はいる。
「あっ、おじいちゃん!!」
「おいおい、そんなに強く抱きつかれては倒れてしまうぞ!!」
だがそれでも世界は前よりも良い時が流れていた。
「零治さん………私達はやれる事は出来たのでしょうか………」
「そうだな………出来たんじゃないか?だからこそ私達は幸せだろはやて?」
「そうですね」
「お疲れはやて………」
「お疲れ零治君………」
互いに手を握りしめる2人。
現に、この2人は平凡だけど暖かい世界で包まれていた………
FIN
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