第92話 氷上の舞姫VS戦場の天使
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出すのが優先。私は立ち上がると、操りが解けたファイターに歩み寄る。
ファ「いったぁ〜!!あなた、強すぎるでしょ。あなたはまだ本気出してないみたいだけど。」
ユ「まぁね。ところで、ビームは何を企んでいるのか教えてほしいんだけど?」
ファ「敵に教えるわけ無いでしょ。」
どうやら知ってるみたい。
ユ「ビームの企みを教えるか、また格闘奥義を1発、いや、3発くらうのとどっちがいい?」
ファ「うっ・・・」
グ「・・・・・」
さすがにこれなら何も言えなくなるよね。グレイも隣で青くなってるし。
ファ「わ、わかったわよ。話せばいいんでしょっ!!」
うん。素直でよろしい。
ファ「マスターは不死鳥の欲望(フェニックスディザイア)を発動させて、世界を支配しようとしてるのよ。」
やっぱり。そんな下らない事でマヤを利用するなんて・・・最低なやつっ!!これでマヤのお父さんじゃない事が判明した。が、
グ「・・・で、何なんだ?」
ユ「えっ?」
ファ「はぁ?」
グ、グレイ、今の聞いていなかったのっ!?ビームは世界を支配しようとして・・・
グ「本当の事さっさと話したほうが、身の為だぜ。」
ファ「・・・さすがね。まんまと嘘がばれるとは。」
嘘・・・だったの・・・?
ファ「でも、私はこれ以上何も言わ・・・ひぃ!!」
私はファイターの顔スレスレの位置で冷気をためた拳を止める。
ユ「本当の事、言ってくれないかな?」
優しく言ったけど、顔は・・・恐ろしかったと思う。
ファ「わ、わわわわ分かった分かったっ!!ほ、ほほ、本当の事話しますからっ!!」
何で敬語になってるの?後ろでグレイが青ざめていた。
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ファイターは本当の事を私とグレイに話すと気を失っちゃった。
グ「こいつが今言った事が全て本当なら、マヤも気の毒だな。」
ユ「うん。」
その時、
ユ「!!!」
どこからか、とてつもなく大きな魔力と、殺気が私とグレイの体を震わせた。
グ「な・・・何だ、この魔力・・・」
大気が・・・震えている・・・
グ「まさか、不死鳥の欲望かっ!?」
ユ「そ、そんな・・・!!発動しちゃったのっ!?」
お願いマヤ!!もう少し、もう少しだけ我慢してっ!!!
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