異世界への準備
異世界って?
神様?いいえ怠慢野郎です 後半
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「まあ、簡単に言うとお前が事故に遭ったのは俺の手違いで、本来ならお前は死ななくてよかったわけなんだわ」
もうねすごい手短に済ませたね。まあ要約するとこの神が職務をおろそかにしたせいで俺が死んだのね。
「納得できるかボケぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」
「ぐふぉっ!」
俺のハイキックが神の右ほほに炸裂。ソファーを巻き込んで吹っ飛んでいく神。このぐらいしても誰も文句言わないだろ、なんたって俺被害者だからね。
すぐさま倒れている神の上にまたがり胸ぐらをつかみ揺らす。もう神の首すごいグワングワンなってるよ。前後左右壊れたおもちゃみたい。
「何でテメーのせいで死ななきゃなんねーの!?俺まだ17だよ!?日本人の平均寿命の4分の1しか生きてないんだぞ!どう責任取ってくれんだよ!」
神を揺する手にさらに力を込める。だいぶ顔色悪いけど知るかそんなもん。
「すまん…俺が悪かった。だから代わりと言っては何だがお前を転生させたいと思う…だから手を止めて…」
「なぬ?転生「ぎゃあ!」あ、ごめ」
俺が手を離した事によって神の頭が重力に逆らえず後頭部から地面に衝突した。
「いててて、転生に興味あるか?普通なら死者は天国か地獄に送るんだが、今回は俺の手違いだからな。お前が望むなら転生させてやるよ。」
そう言って神はドカッとソファーに座る。だからなんでそんな偉そうなんだよ。まあ転生させてくれんならいいか。
「よしじゃあ適当に能力つけて転生させるわ。詳しいことは知識与えておくから自分で確認してくれ。じゃあいってらっしゃーい」
だからなんでそんな適当なの?転生って一応すご…ん?なんか足下に穴開いてないこれ?嘘だよね。穴なんかあるわけなよなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!
穴に落ちながら俺は意識を手放した。
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