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DQ4TS 導く光の物語(旧題:混沌に導かれし者たち) 五章
五章 導く光の物語
5-29漂流少女
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もあるし、嬢ちゃんがいいってんなら、文句はねえな。オレは、マーニャだ。よろしくな、黄色い嬢ちゃん」
「うん!よろしくね、マーニャさん!……黄色?って、ぼくのこと?」
「ひよこみてえな、黄色い髪してるだろ」
「そっか!髪の色は、みんなちがうもんね!ぼくは、黄色なんだ!わかった!」
「この嬢ちゃんも、また変わってんな」
続いて、ミネアが名乗る。
「私は、ミネアです。ホイミン、短い間でしょうが、よろしくお願いしますね」
「ミネアさんだね!よろしくね!ミネアさんは、マーニャさんと同じ色だね!」
「兄弟ですからね。マーニャが兄で、私が弟です」
「そうなんだ!わかった!」
今度はアリーナが名乗り、そして問う。
「俺は、アリーナだ。ホイミンは、……長く、ライアン殿と旅をしていたのか?」
「うん!ライアンさんがバトランドを出る少し前から、ずっと一緒だったよ!」
「そうか。それなら、やはりエンドールの時もいたのだな。そうか……。まあ、いい。よろしくな」
「うん!よろしくね、アリーナさん!」
「あたしは、トルネコよ。気軽に、おばちゃんとでも、呼んでちょうだいね。」
トルネコの言葉に、戸惑うホイミン。
「え?いいの?女の人は、おばちゃんって呼ばれたくないって、聞いたよ」
「あらあら。時と場合によるのよ。あたしは夫も子供もいるし、いい
歳
(
とし
)
なんだから。ホイミンちゃんみたいな子供が呼ぶなら、おばちゃんで、いいのよ。」
「うーん……。それは、ふつうのことなの?」
「ええ。親しみを込めて、おばちゃんと呼ばれるのも、それはそれでいいものなのよ。」
「……うん、わかった。よろしくね、トルネコおばちゃん!」
「ええ。よろしくね、ホイミンちゃん。」
クリフトとブライも、名乗る。
「私は、クリフトといいます。ホイミンさん、よろしくお願いしますね」
「クリフトさんだね!クリフトさんは、ぼくを治してくれたんだよね?ぼくは弱いけど、ホイミなら、お手伝いできるから!よろしくね!」
「そうなのですね。ではその時には、よろしくお願いします」
「わしは、ブライじゃ。可愛い子供が増えて、楽しくなりそうじゃの。よろしく頼むの」
「ブライさんだね!うん、ぼく、子供だよね!よろしくね!」
「ほっほっほっ。わしも、おばあちゃんでいいんじゃよ」
「それも、親しみを込める、ことなの?」
「うむ。そうじゃよ」
「わかった!よろしくね、ブライおばあちゃん!」
ホイミンを加えた一行は、改めて準備を整え、船を降りて出発する。
キングレオ城の関係者の目を警戒して、マーニャとミネアは馬車に入り、トルネコ、アリーナ、少女、クリフトが、戦闘要員として外を歩く。
手綱を取るブライの横にホイミンが座り、
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