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SeventhWrite
四日目
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ぱりこの年頃の子供は警戒心が強いみたいだ。さっきの少年含めて。
「君と同じ学校に転校してきた子なんだけど、知らないかな?」
 そんな警戒しなくても君には何の危害も加えないのにな。っていうか怯えてるよ、これはちょっと不味いな。
「知りませんね、あたしと別の学年の人だと思います」
 え?こんな田舎なのに転校生がきたら違う学年でも噂になるんじゃないの。
「へぇ、確か繰賀中学校はクラスが三学年で六クラスの小さい学校だよね、他学年でも噂くらい聞いているんじゃない?」
 心の中の疑問がそのまま口に出た。…具体的な数字を出したのは怪しいかな?
「知らないって…言ってるでしょ」
 どうやら気に障っただけみたいだ。
「…ごめんね、疑ったつもりは無いんだけど、失礼したね」
 僕は名前も知らない女の子に軽く会釈すると中学校へ向けて歩き出した。

 さっきの女の子、三年生かな?六月とはいえ受験を控えているからピリピリしていたのかもしれない。悪いことしちゃったな。
 なんて考えていたら道を逸れてしまった。

「ああもう、何処だよここ」

 おかしいな。もう着いてもいい頃なのに…。
 何度も出し入れしてくしゃくしゃになってしまった地図を取り出してまた場所を確認した。

 そして着いた頃には…もう部活も終わってるじゃん…という時間になってしまった。
 あ〜あ、今日はもう無理そうだし、明日にしようかな。母さんには友達の家に泊まると連絡しておこう。…ここら辺にあるかな?公衆電話。
 もはや過去の遺産になりかけている存在の心配をしていると。

 何故かさっき下校していた少女が校門の前に現れた。

「あれ?君、さっき帰ってたんじゃないのかな」
 そう聞くと彼女はばつが悪そうな顔をする。
「……忘れ物、取りに来たんです」
 どうやらかなり辛そうだ。ノイローゼかな?
「それじゃ、転校生に会えるといいですね」
 そう呟くと少女は危なげな足取りで校舎に向かう。
 大変そうだな、ま受験なんて気合だよ。
 他人事のように考えていると。


「もう部活動終わってるよ」

「え?」

「この学校はね少し完全下校時間が早いの、だからもう部活動してないよ」


 ん?彼女は忘れ物を取りに来たのだから部活は関係ない、もしくは三年生ならOBとして顔出しようとしていたとか?そもそも…


 完全下校時刻の知らない生徒なんているのか?


「ぁぁ、そうだよね、あたしったらうっかり忘れ…」
 少女は慌てたように言いつくろう、なるほどね。だからさっきあんな変な態度だったのか。


「へぇ、そうか君が転校生だったんだ。まさか真っ先に会うとはね、僕はついてる」


 いやぁベストタイミングに気付けた。
 このまま彼女に
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