暁 〜小説投稿サイト〜
紫天の主は管理局の少将
吸血竜の歌姫
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「え、エリザっ!」

私はキャロを抱いて、そのまま上空へと出て真紅の翼を展開し、飛行する。

「バリアジャケット」

「はっ、はい!」

少年も問題無いようで、なのはが原作と違って一緒に居る。こっちは私がいるから任せたのだろう。空を見れば、アインスが広範囲殲滅を行っている。あちらも直ぐにケリがつくだろう。

「さあ、キャロ。私と一緒に歌いましょう」

「ここでっ!?」

私はマイクを取り出して、一つをキャロに押し付けて、さっさと歌いだす。私はエリザベートと違って音痴ではないので、支援効果を出せる。

「わっ、わかったよ……私も歌うね」

キャロも歌いだして、一緒にライブを行う。アンプも問題無い。

「ティア、歌ってるけど大丈夫なの?」

「大丈夫じゃないわよ。なんで、戦場で歌うのよっ!!」

「あっ、でも……」

近づいて来るガジェットには私のジャッカルでご退場願う。そして、キャロはフリードを召喚する。歌いながら、歌詞の中に呪文を混ぜて、竜魂召喚を行い、フルパフォーマンスのフリードへと返信させる。

「さて、第二ステージよ!」

ステージは大きくなったフリードの上だ。

「うん!」

音波による識別が終了。音波に乗せて個別にキャロが支援を飛ばし、私が破壊の音波でガジェットを蹴散らす。4番まで歌い終わる頃には全てが片付いていた。まあ、当然ね。

「こっちの方が、しっくりくるね」

「そうでしょ」

もちろん、私は歌いながらガングニールとジュッカルを振り回す事も可能だ。むしろ、戦場では歌いながら敵を殺して血を吸いまくったのだから。








「アーカードでアイドルかよ!」

「あの歌はかなり危険ですよ」

「音が聞こえる範囲なら、どこでも破壊も支援もお手の物か」

「あの竜の小娘の魔力量はSSSクラスだな。」

「それより、アーカードとはなんですか?」

「吸血鬼の名前。詳しくはヘルシングで検索してみな」













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