暁 〜小説投稿サイト〜
ドラクエX主人公に転生したのでモテモテ☆イケメンライフを満喫できるかと思ったら女でした。中の人?女ですが、なにか?
一部:超絶美少女幼年期
二十四話:妖精の村のポワン様
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しくなってます。
あれ?
ポワン様、お説教モード??
「まだ幼いとは言え、私たち妖精の存在に気付く清い心と、よく事情も聞かずに助けについて来てくれる優しさを持った小さな戦士様に、不満などある筈もありません。それに引き換え、あなたのあの有り様はなんですか、ベラ?」
「も、……申し訳、ありません!」
ああ、やっぱりですか。
見てたら怒るよね、上司としては。
可愛い笑顔のままなのが、なんか怖い。
「気付いてもらうために取る行動が何故、ああなるのですか?それで気を引いて、助けてもらえるとでも?」
「はい……仰る通りです……」
「私たちを見ることが出来ない方々に、例えば気付いてもらえたとして。その後どうやって、助力を願うつもりだったのですか?大体、あなたはいつも……」
「はい……はい。申し訳ありません……」
なんか本格的にお説教が始まってしまったので、モモと一緒に村の景色を楽しむことにします。
「わあ!ここは、ながめがいいですね!むらのなかも、そとも、よくみえますよ!」
「ニャー!」
モモも、景色を楽しんでるようですね!
ポワン様は声も可愛いし、内容を気にしなければBGMみたいなもんだよね!
トーンも、柔らかいし!
急かされてあんまりしっかり見られなかったけど、こんな特等席で見られるなら、結果、良かったよね!
と、他人の不幸は蜜の味なんてことは無いけれど、折角の機会をふいにすることも無いと、妖精の村をまずは景色から堪能する、ドーラちゃんとモモなのでした。
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