第91話 上には上がいる
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った。ただ、自分の背丈よりも大きな剣を持ち、平然とした表情でその場に立っていた。
ソ「これしきの事で息が乱れるとは、妖精女王も衰えてきたか。」
エ「くっ・・・」
レベルを上げるとこれほどの力の差が出るのか・・・
ソ「息が少し乱れたくらいで諦めてもらっちゃあ私が困る。息の根が止まるまで、私と戦ってもらうっ!!超・水の剣!!(スーパーアクアソード)」
青い光を纏った剣を私に振りかざしてくる。私はそれをかわす。が、
ソ「遅い!!」
エ「ぐわっ!!」
ものすごい速さで後ろに周ったソードに背中に攻撃を受け、そのまま前に倒れる。
ソ「これで、妖精女王は散る。」
くっ、ここまでか・・・
ソ「超・闇の剣!!(スーパーダークソード)」
どす黒い光を纏った剣を私目掛けて真っ直ぐに振り落とされる。私はゆっくろ目を閉じた。
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恐る恐る目を開けて、私は自分の手を見つめる。・・・何も変わっていない。なぜだ?私はソードの攻撃をまともに食らったはずだ。視線を上にやると、
エ「・・・ショ、ショール/////////////」
私の体はショールに抱き抱えられていた/////////////
ショ「全く、危ない時は俺を呼んでよ。」
エ「す、すまない・・・///////////」
ショールはゆっくり私を地面に下ろす。
ショ「エルザはしばらく休んでて。」
エ「あ、あぁ。」
・・・気のせいだろうか?なぜかショールが遠い存在に見える。
ソ「今度は元有名マジシャン。妖精女王が勝つ事が出来ないのに、あんたも当然無理に決まっている。」
ショ「何度でも言え。上には上がいる事を俺が教えてやる。後から後悔しても知らないぜ。」
ソ「その言葉、そっくりそのまま返してあげる。氷の剣!(フリーズソード)」
水色の光を纏った剣がショール目掛けて振り落とされる。
ショ「ギアチェンジ!モード炎!!」
ショールの体からは、赤い光があふれていた。ショールにあんな魔法があったのか?
ショ「炎天刀!!」
ショールの手が炎の刀になると、ソードの剣に迎え撃つ。
ソ「!!!」
ショールがおしている・・・
ショ「炎赤波!!」
炎の波動がソード目掛けて飛んでいく。
ソ「うあっ!!」
ショ「炎紅火!!」
赤みを増した炎がソードを直撃する。
ソ「あぁぁぁっ!!」
ショ「これが最後だっ!!炎緋竜!!」
空を飛ぶ竜(ドラゴン)のように、真っ赤な炎
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