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問題児たちが異世界から来るそうですよ? 〜無形物を統べるもの〜
交渉
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中三人はよみがえる。三人になった理由は、空き瓶の持ち合わせが三つしかなかったからだ。」
マンドラの顔に希望の色が見え始める。コミュニティの仲間は大切なのだろう。
「これを渡すにあたって、こちらからの要求はあるが、いいか?」
「構わん。私個人でやれる範囲ならば、すぐにでもやらせてもらう。」
「いや、そんな身構えるほどのことじゃねえよ?」
こいつ、言われたら即座に命でも捨てるんじゃねえか? という顔に、一輝は軽く引いている。
「まあ、たいしたことじゃねえよ。ただ、ジンとサンドラが友達として接することに対して文句を言うなってだけだ。」
「それは・・・」
サンドラの立場などを言おうとしているマンドラに対して、一輝は続ける。
「オマエはバカか?サンドラのことを思うなら、これは当たり前のことだぞ?」
「なにっ?」
「なにっ、じゃねえよ。あいつはまだ十一だぞ。そんな子供がフロアマスターになって、仕事も増えて、周りからの期待が高まって?そんな重圧をくらってるところに友達まで奪われてみろ。いつかつぶれるぞ?」
「それは・・・」
マンドラも、一輝の言葉に納得はしているのだろう。悩み始めている。
「本当にサンドラが成長して欲しいなら、そういったものもないと。まあ、どうなってもいいってんなら、話は別だが?」
「・・・解った。以降あの二人や、サンドラの友好関係について、私は口を出さない。」
「よろしい。まあ、不良とかなら口を出してもいいし、付き合うとかもかまわねえけどな。」
一瞬、マンドラの額に青筋が浮かぶ。シスコンか?
《たぶんそうなんだろ。》
・ ・・こんなことにも口を出すのか?
《いや、あんたと意見が合うってなかなかないな、と。》
そんなことで口を出すな。
「んじゃあ、これは渡しとくよ。」
「ああ。何か、サンドラから御礼の品が渡されるかもしれないから、そのつもりでいてくれ。」
「了解。」
そこで話は終わり、一輝と十六夜は扉から出て行った。
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ところ変わってコミュニティ本拠の回りの林で、一輝は伐採を行っていた。
メルンが肥やしがあれば土壌を復活出来るかもしれないと言っていたので、一輝は木を倒し、子供が二人がかりで運べる大きさまで切っている。
「ま、こんなもんか。」
切りすぎてもいけないのでほどほどで止めて子供達を呼ぶ。
「二人で一つを運ぶように。無理はするなよ?」
「「「「「「「「「「はい!!」」」」」」」」」」
子供達は元気に返事をし、木を運び始めたので、一輝は少し休むことにする。
「ふう・・・なんか、予想以上に色々あったなぁ・・・」
今回のゲームで、一輝は自らのギ
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