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問題児たちが異世界から来るそうですよ? 〜無形物を統べるもの〜
The PIED PIPER of HAMERUN D
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トロムのうち、前にいるやつだけに集中する。
後ろにいるやつは、何も問題ない。
「妖刀、一閃!」
そして、背後の敵を一太刀で切り捨て、背後の敵は・・・
「っ!!」
上から飛んできた耀が、グリフォンのギフトで吹き飛ばす。
「大丈夫、一輝?」
「ああ。耀のおかげでな。オマエのほうはどうなんだ?」
「おかげさまでばっちり回復。」
どうやら、ギリギリ間に合ったようだ。
「さて、これからどうする?」
「そんなの、決まってる。」
「OK。」
一輝はその辺りの妖怪を物色し、一体の妖怪へと近づいていく。
そして、妖刀を抜き、妖怪に触れて唱える。
「わが百鬼たる妖怪よ!今、我が武具に混じり、新たなる武とならん!」
一輝が触れている妖怪と妖刀が黒い霧になり、混じり、形をつくっていく。
霧が晴れると、一輝の手には一つの弓があった。
「ま、こんなところか。って耀?どうかした?」
「それ・・・かっこいい。」
一輝は、耀の意外な言葉に、少し照れる。
「“外道・陰陽術”妖武装。うちの家系に伝わる奥義の一つだよ。」
「外道?」
「ああ。妖怪を倒す陰陽師が、式神とするのでもなく妖怪をそのまま使う。
だから、外道・・・道を外したものって呼ばれてる。」
一輝は近くにいた狼の妖怪・・・送り狼を呼び、それに乗る。
「では、行きますか?」
「うん、行こう。」
そして、耀は空を駆け、一輝は狼に乗り、魔王の元へと向かう。
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