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問題児たちが異世界から来るそうですよ? 〜無形物を統べるもの〜
The PIED PIPER of HAMERUN 再開
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「さて・・・明日に向けて式神とお札の準備でもしとくか。ってことで俺は帰る。耀は、確実にやすむこと。いいな?」
「うん。わかった。」
一輝は部屋を出て、自分の部屋へと帰っていった。
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《さて・・・お札を作れる時間にはまだ早いし、まずは式神の整備をしておくか。》
そんなことを考えながら歩いていると、前方から二人の怒った声が聞こえてくる。
「一輝ー!部屋でおとなしくしてなさいって言ったでしょう!!」
「どうして部屋を出ているのですか!」
一輝は本気でこの場から逃げることも考えたが、自分の血の量から考えて無理だと判断する。
「ちょっとお見舞いと確認をしにいってた。」
「だとしても、せめて私たちについていかせなさい!」
「あなたのからだは、いつ倒れてもおかしくないんですよ!」
一輝は二人の必死な剣幕にかなり反省しつつ、自分のやったことに後悔はしていない。
「了解。それじゃあ、俺はゲーム再会まで部屋にこもってるから、二人ももう休んで。」
「「たった今まで脱走してた人が、それを言う?」言いますか?」
「それを言われるとつらいが・・・それでも言う。どうせ俺は今からお札を作ったり、式神の整理をしたりして、やりたい放題する時間がなくなるんだ。
だったら、お前らも明日に向けて少しでも休んどいたほうがいい。俺達は、まだ誰も会ってない悪魔と戦うことになるからな。」
そういい残して、一輝は自分の部屋へと入っていった。
「・・・どうする?」
「この状況で一輝さんが嘘をつくとはさすがに思えませんし、明日に向けて休むとしましょう。」
「それもそうね。ここ毎日ほとんど寝ないで働いてたから、今日が休みになったんだし。」
そう言って、音央と鳴央も自分達の部屋へと向かっていった。
そして20時間後。
魔王とのギフトゲームは再開する。
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