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問題児たちが異世界から来るそうですよ? 〜無形物を統べるもの〜
アンダーウッドの迷路
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ていいのはその家に伝わる奥義を習得したものだけなんだ。俺は、そんなもの習得してないからな。」
習得する機会も無かったし、という言葉を飲み込んで、話を終える一輝。
それから少ししてゲームは終わった。
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「負けちゃったわね。」
「まあ、相手がかなり悪かったよ。」
「それに、すばらしいゲームメイクでした。」
「シンプルなゲームでも、見ごたえのあるゲームにする。そうそう出来ることではないわ。」
敵の挑発を冷静に流し、敵の冷静さを奪い、敵の情報を獲得し、それを生かす。
一輝には到底出来ないことである。
間違いなく火力とパワーに頼るに決まっている。
《大きなお世話だよ。》
間違ってはいないとおもうが?
《勝てればいいんだよ、勝てれば。》
えぇ・・・。
そんな会話を地の文としていると、一輝は上空から雨のようにばら撒かれる黒い封書を見つけ、それを開封する。
「音央、鳴央。どうやらお出ましのようだぞ。」
そこにはこう書かれていた。
『ギフトゲーム名“The PIED PIPER of HAMERUN”
・プレイヤー一覧
・現時点で三九九九九九九外門・四〇〇〇〇〇〇外門・境界壁に存在する参 加者・主催者の全コミュニティ。
・プレイヤー側・ホスト指定ゲームマスター
・太陽の運行者・星霊・白夜叉。
・ホストマスター側 勝利条件
・全プレイヤーの屈服・及び殺害。
・プレイヤー側 勝利条件
一、ゲームマスターを打倒。
二、偽りの伝承を砕き、真実の伝承を掲げよ。
宣誓 上記を尊重し、誇りと御旗とホストマスターの名の下、ギフトゲームを開催します。
“グリムグリモワール・ハーメルン”印』
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