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問題児たちが異世界から来るそうですよ? 〜無形物を統べるもの〜
FAIRYTALE in PERSEUS
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プレイヤー側が上記の勝利条件を満たせなくなくなった場合。
・舞台詳細 ルール
* ホスト側のゲームマスターは本拠・白亜の宮殿の最奥から出てはならない。
* ホスト側の参加者は最奥に入ってはいけない。
* プレイヤー達はゲームマスターを除くホスト側の人間に姿を見られてはいけない。
* 姿を見られたプレイヤー達は失格となり、ゲームマスターへの挑戦資格を失う。
* 失格となったプレイヤーは挑戦資格を失うだけでゲームを続行することはできる。
宣誓 上記を尊重し、誇りと御旗の下、“ノーネーム”はギフトゲームに参加します。
“ペルセウス”印』
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「姿を見られれば失格ってことは、ペルセウスを暗殺しろってことか?」
「いや、さすがに眠ってるってことは無いだろ。」
それもそうか、と十六夜は納得する。
「ところで、あの外道は強いの?」
「ルイオスさん自身はさほど。本当に強いのは・・・」
「「隷属させた元・魔王様」」
「はい、その通りで・・・え?なぜ御二人はそのことを?」
「俺は白夜叉に器具を借りてちょっと星座を調べたら解った。一輝はどうやったんだ?」
「いや。ただ、あのチョーカーからかなりの禍々しさを感じたからな。これでも一応、陰陽師の卵だし。」
そこで一輝は言葉を切り、一つの提案をする。
「ところで、全員が最奥までたどり着けるプランがあるんだが、ちょっと乗らないか?」
「へえ・・・どうやるんだ?」
「ちょっとあいつに頼るだけだよ。」
そういって一輝は、鳴央を指差した。
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白亜の宮殿の最奥にて、ノーネームのメンバーは全員そろってルイオスの前に立っていた。
「ぜ、全員でたどり着くだと!?あいつらは一体なにをしてるんだ!?」
ルイオスは目の前の光景を信じられない、というように大声を上げる。
「あいつら?ここに来るまでの間には誰もいなかったぞ。まるで神隠しにでも会ったみたいに。」
「ちっ。そいつのギフトか。」
ルイオスは鳴央のほうを見て、舌打ちをする。
そう、一輝の作戦とは騎士達を一人残らず、神隠しに会わせてしまう、というものだったのだ。
「まあいい。ようこそ白亜の宮殿・最上階へ。ゲームマスターとして相手をしましょう。・・・この台詞を言うの、初めてだな。」
ルイオスは天を舞い、ギフトカードから炎の弓を取り出す。
「伝説とは関係ないギフトを使うのか?」
「空を飛べるのに同じ土俵で戦う理由なんて無いしね。それに、メインで戦うのは僕じゃない。」
ルイオスは首にかかったチョーカーを外し、解放する
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