第十八話 真相
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クロノが遼に話しかける。
声も仕草も、クロノそのままだ。
ただ、遼に対する態度だけが違っていた。
『命令通り、今回の事件に関する目的と手段、それとフェイト・テスタロッサに関する資料を入手しました』
「え? 私?」
フェイトが驚くが、それを無視して遼は続ける。
「ご苦労、でアレは?」
『はい、今映します』
画面の中の風景が動く。
そこにはフェイトの心を打ち砕くには十分すぎるほどの光景が映し出された。
「う、そ、……なん、で、だって、」
信じられなかった。いや、信じたくなかった。
だって、そこに映っていたのは、
『プレシア・テスタロッサ、事件の首謀者にして、そこにいるフェイト・テスタロッサの生みの親の遺体だ』
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