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ドラクエX主人公に転生したのでモテモテ☆イケメンライフを満喫できるかと思ったら女でした。中の人?女ですが、なにか?
一部:超絶美少女幼年期
二十三話:イタズラな妖精さん
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ていた朝食を摂り、また歯を磨いてお出かけの準備を整えて、今日は妖精さんの捜索に出発です!
モモも、当然一緒です!
最低限、お散歩に連れ出したりはしてたけど、勉強優先で、あんまり構ってあげて無かったからねえ……。
それでも忍耐強く、近くで見ててくれたけど!
今日は捜索ついでに、いっぱい遊んであげるからね!
モモも私も若干ウキウキと浮かれながら、意気揚々とお外に出ます。
ゲーム通りなら妖精さんの居場所はわかってるわけだけど、折角なので、妖精事件の被害者の皆さんを見て回りましょうかね!
そんなわけで、のんびりとお散歩して村内を見て回りながら、探すとも無く妖精さんを探し回る私とモモ(モモが目的を理解してるかは不明。言ってないし)。
「やっぱり、まださむいから、おはなは、さいてないねー?」
「ミャー」
誰の目があるとも知れないので、一応口調は子供仕様です。
油断してると、この前みたいなことがあるし!
滅多に無いだろうけど!
「いたずらっこのようせいさんが、いるかもしれないんですよー?モモも、さがしてくださいねー?」
「ニャー」
妖精さんに食い尽くされた空のお鍋も、見せてもらいました!
冤罪のじいさんにしろ妖精さんにしろ、ひとりで食べられる量には見えなかったけど……。
……あの鍋を満たす量だったとも、限らないよね!
モモが私の服の裾をくわえて、軽く引っ張ります。
「ミャー!」
「……え?みつけたんですか?ようせいさん?」
「ニャー!」
しまった、不用意なこと言うんじゃ無かった。
もうちょっと、のんびりお散歩してから行こうと思ってたのに!
この子の賢さを、侮ってたわー。
……まあ、いいか!
「モモは、すごいですねー!ついていくから、つれていってください!」
「ニャッ!」
キリッとした顔で、先導して走っていくモモ。
時々立ち止まっては振り返り、私がついてきているか確認するのも忘れません。
……お散歩は大部分、モモのためでもあったからね!
モモが楽しそうなら、先に進んでも問題無いね!
自信満々に宿屋の地下の酒場に踏み込んで行くモモを、追いかけます。
「おや、ドーラちゃん。なにか、用かい?お使いかな?」
「ばーてんさん、こんにちは。きょうは、ちがうんです。モモといっしょに、ようせいさんをさがしに」
カウンターに乗っかって足をブラブラさせてた透けてる少女が、ピクリと反応します。
気付かないフリ、気付かないフリ。
「ははは、妖精さんかい。それは、いいね。折角来たんだから、ミルクでも飲んでいくかい?モモちゃんも」
「いいんですか?」
「子供が、遠慮なんかするもんじゃないよ。パ
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