第27話 学年末試験の顛末
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結局成り手がいない3−Aの担任を、新田先生が学年主任を降格するカタチで就くことで落ち着いた。なんでも新田先生は、今回警察沙汰にまで大きくなった件のケジメをつけるため、辞表を出すつもりだったという。懐から辞表を出してそうおっしゃった。だが、3−Aの担任がどうにもならない故に、担任になることで辞表の代わりとすると辞表を破りながらおっしゃられた。
この火中の栗どころか業火の栗とも言える責任をあえてかぶろうとする、まさに教師の鑑である。
辞められなくって本当に良かった。
辞表の話しを聞いた時、どの先生もそう思ったらしい。
そして、そこまで新田先生を追いつめる原因(学園長と連絡が取れなかったこと)となった学園長に、厳しい目が向けられることとなったのは仕方のないことである。
なお、学園長は1年間の減棒30%となりました。
最後の最後に2−Aの試験の結果だが、停学組の1日目の居眠りなどもあり、最低記録を更新し、どちらにしろ今回の試験結果では、ネギの本採用はなかったと言うことだった。
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