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FAIRY TAIL 友と恋の奇跡
第89話 第2号 
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ムは奥の方を指差す。見ると、何本ものコードが繋げられている機械とイスがあった。な、何なの、あれ・・・?

ビー「あの機械で、こいつ等の強さのレベルを上げたのだ。」

シャ「強制的に強くしたってゆう事!?」

そんな事が出来るの!?

グ「まさか、ソードが操られているって・・・」

この事だったのね・・・

ビー「この機械でマヤ・ララルドも不死鳥の欲望を発動させたのだ。」

ショ「いくら何でもやりすぎだろ・・・!!」

ウェ「自力で強くなっていけばいいのに、どうして・・・!!」

ル「あんたって、最低なやつねっ!!」

ナ「こいつ等は、お前の操り人形なんかじゃねぇっ!!お前の仲間だろっ!!!」

ナツが今にも噛み付きそうな勢いで怒鳴った。ビームは鼻で笑うと、

ビー「こいつ等が俺にずっと従っていくと言ったのだ。ただそれだけだ。」

私たちの怒りは更に爆発した。

ナ「ふざけんじゃねぇぞてめぇっ!!マヤもこいつ等も、操りから解放しろーーーーーっ!!!」

ナツがビームに殴りかかろうとすると、

ウォ「アクアメイク、鮫ッ!!(シャーク)」

水の鮫がナツの攻撃を防いだ。水の造形魔道士・・・

ウォ「マスターの夢は、俺たちが必ず叶えさせる。」

ファ「私たちはマスターに一生従えていく。」

フェ「ただそれだけの事。」

こんなやつに、一生従うの・・・?

ユ「ソード・・・」

ソ「炎の剣!(ファイアソード)」

赤い光を纏った剣をユモに振りかざす。ユモは自慢の身体能力でかわす。

ソ「マスターは、私たちのマスター。」

ス「マスターに手を出すやつは、俺たちが死の世界へ導く。」

よく見ると、みんなの目が怪しく赤く光っていた。

エ「貴様は、こんなにも慕っている仲間がいるのに、そんな仲間を人形のように扱い、不死鳥の欲望までを発動させてやるとは、さてはとても重要な事なのだろうな。」

リョ「お前の企みは何だ。世界征服か?それとも世界が憎いのか?」

ビー「そんなちっぽけな願いではない。」

ト「じゃあ何なんですか。」

すると、ビームは被っていた黒い帽子を取る。今まで見えなかったけど、ビームの目はオレンジ色をしていた・・・ってあれ?

ル「どこかで見たような・・・?」

ビー「当たり前だ。なにしろ俺は、マヤ・ララルドの実の父親なのだから。」

・・・はい?しばらく沈黙が続いた。

ハ「そ、それって、14年前に、マヤを森の奥深くに捨てた・・・張本人って事・・・?」

ビー「そこの青猫の言うとおりだ。」

また沈黙になる。

ウェ「・・・マ、マヤさんの・・・お父さん。」

ユ「そんなのでたらめに決まってる!!」


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