第89話 第2号
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マカ「子を攫われて、黙って寝てるわけにもいかんじゃろ。」
私は飛行船を見上げた。すると、炎が噴出し、何かがものすごい勢いで壊れた音がした。
ギ「たぶん、ナツが飛行船の中に入ろうと飛行船の機体をぶっ壊したんだろうな。」
ミ「さすがナツ、すごい破壊力ね。」
リ「ミ、ミラ姉・・・違うと思うけど。」
レ「みんな、大丈夫かな・・・?」
レビィが心配そうに呟く。それを聞いたマスターが、
マカ「何かを成し遂げようとする時、何かを助けようとする時の妖精の尻尾の魔道士は、最強なんじゃ。心配せんでも大丈夫じゃろ。」
さっき、ギルダーツが言ってた事と似てるような事を言っている。
マカ「わし等は怪我人を精一杯手当てするとしよう。」
ミ&リ&レ「はい。」
ギ「俺は傷薬になるような薬草でも探して来るわ。」
ギルダーツはミジリョーホウの森の方へ行ってしまった。
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『ここからルーシィ目線でいきます。』
私たちはナツが壊して作った飛行船の入り口から中に入った。すると、
ビー「ようこそ、妖精の尻尾のみなさん。俺は災いの天使のマスター、ビームだ。」
白いYシャツに黒い帽子にズボンに革靴にマントに身を包んだ男が待っていた。ビームの腕の中にはぐったりとしたマヤが抱えられていた。
フ「マヤ!!」
ナ「てめぇ〜、マヤに何しやがったっ!!!」
私たちの怒りは爆発。珍しく、ユモも怖い顔で黒いオーラを放っていた。
ビー「何って、不死鳥の欲望(フェニックスディザイア)を発動させただけだ。」
ビー以外「!!!!!」
そ、そんな・・・もう、発動、しちゃったの・・・
ビー「今は昏睡状態に陥っているが、しばらくすれば目を覚まして暴走し始めるだろう。」
エ「貴様、不死鳥の欲望で何をしようというのだ。」
リョ「マヤを放してもらおうか。」
エルザとリョウが剣を構えながらビームに歩み寄る。
ビー「お前たち、こいつ等を潰せっ!!」
すると、私たちの目の前に5人の男女が現れた・・・って、
ル「ファイター!?」
ユ「ソード!!」
ショ「ウォーター!!?」
ハ「変なやつと・・・誰?」
フェ「私はフェアリー。」
ス「スパイダーだ。」
え?ちょっと待って!!こいつ等、私たちが倒したはずよね?なのに何で・・・
ビー「こいつ等は第2号だ。お前たちがさっき戦ったのは第1号だ。」
ト「ど、どうゆう意味ですか?」
ビー
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