第89話 第2号
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私とグレイが待機所に着いた時にはすでにエルザとショールとギルダーツがいた。しばらくして、ルーシィとリョウとナツとハッピーとフレイも来た。ナツはかなり重症みたい・・・今はウェンディに治療魔法をかけてもらっている。でも、このままだとウェンディの魔力が・・・
ウェ「私のことはいいんです!それよりも早く、マヤさんを助けないと!」
見た目によらず、頑固なんだよね・・・あ、そういえば!
ユ「あ、あのさ、災いの天使の1人、ソードから頼み事されたんだけど・・・」
言い終わる前に、ナツが吊り目の目を更に吊り上がらせて睨んできた。
ナ「あいつ等の頼みなんか聞かなくていいっての!!」
ミ「ナツ、そんなに暴れると、傷口が開いちゃうわよ。」
マヤの事を第一に考えてるのは分かるけど、これも何か裏があるんだよっ!!
エ「で、どんな頼み事をされたんだ?」
グ「災いの天使のマスター、ビームから助けてほしいんだとよ。」
ル「助けてほしい?あいつ等のマスター何でしょう?」
ユ「それがどうも、ソードたちは操られるって・・・」
ト「あ、あの・・・よく分からないんですが・・・」
私もよく分からない。
グ「でも、あいつ等も何かあるんだよ。」
リョ「何かあったとしても俺たちの敵だ。」
リョウったら、冷たいね・・・そりゃあ、マスターたちやマヤを傷つけた敵だけど・・・
ギ「まぁ落ち着け。これでも食って元気出せ。」
ギルダーツが白い歯を見せて笑う。この人、以外に呑気なんだな・・・そう言ってギルダーツが私たちに渡したのは・・・薬草?
ギ「魔力を回復させる薬草だ。お前たちもかなり魔力使っただろ?」
確かに、このまま戦ったら絶対に負けるからね。薬草を1口食べてみる。
ユ「あ、おいしい。」
ショ「この薬草って、この島でしか取れないリグリ草ですよね?」
ギ「あぁそうだ。」
さすがショール。物知りだね。確かに、さっきよりは元気が出てきた。
フ「さて、魔力も回復したところで、どうやって飛行船に乗り込むかだな。」
私は空を見上げる。銀色に輝く飛行船の機体がゆうゆうと空を飛んでいる。
ナ「そんなの飛んで行けばいい話だろっ!!」
ハ「あい。飛べば簡単に行けるもんね。」
ナツとハッピーの発言にシャルルが「呆れた」とゆう感じでため息をつく。
シャ「あんたたち本当に大バカね。」
ナツとウェンディはハッピーとシャルルが連れて行ったとしても、他の人たちはどうするの?
ナ「ハッピーとシャルルフレイが往復してみんなを運べばいいじゃないか。」
シャ「そんなの無理に決まってるでしょっ!!」
ハ「おいらも無理だよ〜。」
フ「お、俺も・・・」
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