第41話 幾ら欲しくても限度は守ろう
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のビーム砲を発射した。その威力はアオダイショウ男を一発で消し炭にするほどだとか。
そして、アオダイショウ男が消し炭になった辺りで第1ステージクリアとでかでかと文字が刻まれていた。結果は、まぁ見ての通りなのだが、当然なのはのぶっちぎり勝利であった。
「いえぇーい! ビクトリー!!!」
「ま、負けた……」
勝利したその喜びを体一杯に表現するなのは。それとは対照的に地面に膝をつき悔しそうに歯噛みするヴィータ。
まぁ、根っからの遊びマスター兼自称ゲーマーであるなのはに初心者であるヴィータが勝てる道理などある筈がないのだが。
「さてさて、盛り上がってきました所で第4回戦と行きましょう。第4回戦は【寺門通とダンスミュージカル】人気アイドル、寺門通と共同開発したリズムゲームとなっております」
「キターーーーーー! これ来たでしょ! 俺の時代キターーーー!!!」
なのはとはまた違ったテンションで騒ぎ出すのはご存知志村新八であった。
因みに、ツッコミとかがないのは単にキャラクター達がサボってるだけですのであしからず。
そんな訳で壇上に意気揚々と上がる新八。その新八に挑戦するべく壇上に上がったのは、なんとはやてであった。
「なんや新兄ぃ。何時もとテンションが違うなぁ」
「当然じゃぁ! 寺門通親衛隊隊長志村新八! お通ちゃん絡みのゲームとありゃぁ勝つっきゃねぇ!」
どうやら寺門通絡みだと俄然強気になるようだ。そんな新八に果たしてはやてが勝てるのかどうか?
そんな感じでゲームがスタートした。
因みに、今回挑戦する曲目は勿論寺門通の曲【お前のかあちゃん××】である。
が、残念ながらこれは小説なので音声は流れません。どうしても音声が欲しいと言う人はネット上でダウンロードするなり鼻歌混じりに歌うなりして貰えば幸いです。
そんな訳でゲームが開始された。結構レベルの高い曲ならしく、表示されるボタンの山がかなりのスピードで降り注いでくる。
が、寺門通親衛隊隊長モードとなった新八であればこれ位をこなす事は何とかこなせる。汗ばみながらも必死にこれを行っていた。
しかし、はやてもそれは同じであった。いや、僅差ではやての方が上手い。
次々とリズム良く表示されたボタンを押していく。しかも新八はノーマルヒットなのに対しはやてのそれは全てがクリティカルヒットなのだ。
最初こそそれ程差はなかったのだが、何時しか差が開きだしてしまい、何時しか月とスッポン並であった。
そんな感じで曲も終わり、結果発表が報じられた。
当然、結果は新八の惨敗であった。ガクリと膝を落とす新八。寺門通絡みの勝負で負けたのだからそのショックも相当大きかったりする。
「フフフ、海鳴市に居た頃は足が不自由やったからなぁ。本の他にもゲームとかもやりまくってたからそ
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