第41話 幾ら欲しくても限度は守ろう
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し、早速第3回戦が開始された。
「さて、第3回戦は【不思議魔女っ娘ととこちゃんVS】テレビで人気の魔法少女アニメ、不思議魔女っ娘ととこちゃんのキャラクターを用いたシューティングアクションです! 形状は縦スクロールシューティング形式を取っており、並み居るヒビビンガー帝国の怪人達を強力魔法で撃退してやりましょう」
「はいはいはぁぁぁい! これ私がやる!」
ゲームの名前に不思議魔女っ娘ととこちゃんが出て来た時点でなのはの目の色が変わり、説明が終わった途端いの一番に物凄い勢いで手を挙げて自己をアピールし始めた。相当なまでにやりたかったのだろう。
「うむ、元気の良いお嬢ちゃんだ。それじゃお嬢ちゃんにはこのゲームをプレイして貰おう」
意気揚々と壇上に上がるなのは。心なしか何時もよりも嬉しそうだ。それに対して壇上に上がってきたのはヴィータであった。
「ちびっ子がやるんなら私がやるに決まってるだろ? どっちが上かこれでハッキリとさせてやるよ!」
「フフン、不思議魔女っ娘ととこちゃんで私に勝てると思ってるの? ヴィータちゃん」
「言ってろ、その台詞をそのまま敗北フラグにしてやるよ!」
今回も今回で火花をぶつけあう両者。やる気は充分なようだ。特になのはは自分の好きなアニメがゲーム化したが為に何時も以上に気合が乗っているようにも見える。
「今回のゲームのルールですが、このゲームは生憎対戦ゲームはなく協力ゲームですので、第1ステージを協力プレイでやって頂き、スコアの多い方が勝利者となります」
今度は第1回戦と似た感じのスコアアタック対決の様だ。そんな訳で対決がスタートした。
因みにこのゲームはまだ開発中のゲームらしく操作キャラが主人公のととこちゃんしか居ない。
因みにこのととこちゃんの纏っている戦闘用の衣服がなのはのバリアジャケットと酷似しているように見えると言うのは余談だったりする。
早速第1ステージが開始された。
と、同時にいきなり弾幕の如く雑魚敵がわんさかなだれ込むと言う事態が勃発しだした。
「ちょ、ちょっと待てぇぇぇ! なんだよこれ、幾ら何でも敵多すぎだろうがぁ!」
「このゲームは開発中ですのでこう言ったバグも含まれるとの事です」
「バグとかそう言う問題じゃねぇぇぇ!」
批難を言ってる暇すらない。両者の目の前に怒涛の如くヒビビンガー帝国の雑魚敵がわんさか降り注いでくるのだ。ヴィータ自身それを捌くだけでもかなり苦戦を強いられている。
「くそ、捌くのだけで手一杯じゃねぇか! だけど、それは向こうも同じ事。今頃苦戦で顔面蒼白の状態で………」
チラリと、ヴィータが隣でゲームをやってるなのはを見た。その時の絶句感と絶望感と言ったら、後世にも伝えたい程だったと本人は豪語している。
なのはの目は燦然と輝いている。それだけじ
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