24限目 清涼祭 1日目 午後
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文月学園清涼祭一日目午後の部坂本たちのクラスは午前に続いて満員の大盛況だった。
「いらっしゃいませただいま満席なのでお待ちください。できればこのアンケートよろしくお願いします。」
やはり女子のウエディングドレス姿でそれに、霧島、姫路、秀吉、この3人の影響は大きいだろう。
坂本達の目標『明久に会いに行く』ためにこの清涼祭にかけているのだ。
その頃、明久は・・・・・
「僕と明日ダンス踊ってくれーーー」
「何言ってんだ!!オレと踊ってくれ!!」
「嫌、ここは僕だよね?」
学園祭が始まって以来ずっとナンパされていて逃げていた。
「いーーやーーーだ」
「はぁはぁはぁ、撒いたかな?え?可愛い」
吉井が見たのは、茶髪のショートカットで小顔で可愛いくて思わず見とれてしまった
「ってこれ僕じゃないか!!!しまった、なんで自分の女装に見とれてんだ」
明久は自分の女装姿があまりにも可愛くて見とれてしまい、相当ショックを受けていた
「なんで、なんで」
「「「僕と踊ってくれーー」」」
「いーーーやーーーだーーー」
その頃Aクラスでは・・・・
「あそびに来ましたよ!お姉さま!!」
「み、美春?ごめん今忙しいから後でね」
「なんでそんなに一生懸命なんですか?お姉さまは」
「それはオレが答えよう」
「坂本さん?」
「俺たちは吉井に会いに行くために稼ぐんだ」
これが坂本たちがこんなに頑張れる原動力なのである
「あの豚野郎なら今日見ましたよ?」
あまりに衝撃の発言に坂本たちは言葉を失った。だって明久は海外にいるはず
「やっぱり居るのか明久」
さらに雄二の一言が火に油を注いだのだ
「どういうことですか坂本君!!」
「実は本当に居るかもしれないんだ、今この学園に」
「さっきわしたちを助けたのは『明子』じゃろう?」
「はい」
「・・・・・それは吉井の女装の名前」
吉井の浴衣コンテストのときの参加名前なのだ。その名前を知っていたのは雄二、秀吉、ムッツリーニ、そして明久。それだけじゃ分からないが、
「午前の部のアンケートの中に少しだけ『アキちゃん』があったんだ。俺たちのまわりで『アキちゃん』っていったらもうあいつしかいない」
「それじゃあ本当に、、、、明久君は、、、、今居るんですか?」
あまりの衝撃発言に姫路たちはなぜか泣いていた
その頃当の本人は・・
「「僕と踊ってくれーーー」」
「いーやーだ」
・・・・・・・・・・逃げていた
「ハァハァ、こうなったら、はぁはぁ、どっかに逃げ込むか、ここだぁ!」
吉井が入った教室それは・・・
「いらっしゃいませウエディング喫茶へようこそただいま満席なのでお待ちください」
「すぐ出て行くんで気にしない
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