30
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
た。
スグは「あたしだってゲームくらいするよ〜」といいながら、話を続ける。
「えーっとね、ALO・・・アルヴヘイム・オンラインっていう、VRMMOなんだけど・・・・」
ちょっ・・・
ちょ・・・・ストップ!!!!!
ストップ!?
「今、スグ、なんつった?」
「VRMMO?」
「の、前だ前!」
「・・・アルヴヘイム・オンライン?」
決定。
これどんな偶然?
まさかスグが・・・ALOやってるなんて・・・
「あのな、スグ。実は俺たちもやってるんだ、今、そのゲーム」
「え・・・ALOを?」
「うん。ちょっと訳アリで」
スグがポカンとした顔をしている。
ゲームをやっていることは知っていたかも知れないが、まさかまさか、自分と同じゲームだとは思いもしなかっただろう。
「ええっ!ウソ!じゃあ、中で会おうよ!」
「勿論・・・と言いたいんだけど」
兄の言葉に、スグがえ?となる。
「私たち、今すぐ、世界樹を攻略したいんだ」
「世界・・・樹・・・・?」
スグの表情が変わる。
何かおかしいことを言っただろうか?
「ねぇ・・・二人共、ちょっと、聞きたいんだけど・・・ね?」
スグが恐る恐る、といった感じで私たちに聞いてくる。
「二人のキャラネームって・・・、まさか、キリトとキリア・・・なんていわないよね?」
「「なんで知ってるの?」」
沈黙がリビングを飲み込む。
え、なんで知ってるの?
まだ私たち、レコンとリーファにしか会って・・・・・・・・・・。
「「リーファ?」」
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ