−昇格デュエル−約束−
[9/9]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
召喚された時、そのカードを除外する!!」
赤鬼が落とし穴へと落ちてゆく…
「ハーッハッハッハ!!化け物はさっさと地獄に落ちるがいい!!」
高笑いする万丈目に比べ、三沢は…冷静だった。
「狙い通りだぜ、万丈目。」
「フン!強がりはよすんだな!」
強がりなんかじゃない。
三沢は、勝つ!
「俺は手札から速攻魔法、異次元からの埋葬を発動!除外ゾーンから、墓地に赤鬼と馬頭鬼を戻す!」
「これで三沢は馬頭鬼の効果をもう一度使える!」
三沢…やっぱり強いな。
「墓地の馬頭鬼の効果を発動!赤鬼を再び特殊召喚!!」
赤鬼
ATK2800
DEF2100
「くっ…だが、貴様のフィールドにいるモンスターが増えたことで、炎獄魔人ヘル・バーナーの攻撃力はアップする!!」
炎獄魔人ヘル・バーナー
ATK3000→3200
「問題ない。赤鬼と龍骨鬼をリリースし、赤鬼をアドバンス召喚!!」
赤鬼
ATK2800
DEF2100
「赤鬼の効果発動!手札を任意の枚数捨てることで、相手のフィールドのカードを手札に戻す!手札を一枚捨て、炎獄魔人ヘル・バーナーを万丈目の手札に戻す!地獄の業火!!」
炎獄魔人ヘル・バーナーが万丈目の手札に戻る。
これで万丈目のフィールドには、王宮の弾圧のみだ。
「赤鬼でダイレクトアタック!鬼火!!」
「ぐあああああっ!!」
万丈目LP700→0
三沢のエースカード、赤鬼の炎により万丈目を倒した。
「シニョール万丈目、シニョール高田。約束通りあなたたちはオシリス・レッドになるノーネ。」
「俺様がオシリス・レッド!?そんなことになるぐらいなら、退学になる方がマシだっ!!」
万丈目は怒鳴り散らしながらデュエル場を出て行った…
「俺も万丈目と同じだ!!俺はこのアカデミアを出て行く!!」
高田も万丈目と同じように出て行った。
「悪いことしたか…」
ここまで来ると流石に罪悪感がある。
「良い気味よ。どうせ出て行くなんて出来ないんだから。」
「明日香…」
それも酷い。
「遊矢。」
三沢が近づいて来て、手を上げた。
パァーン!!
ハイタッチ。
「シニョール遊矢。シニョール三沢。あなたたちはオベリスク・ブルーに昇格なノーネ!!」
「「ありがとうございます。」」
パチパチパチパチパチパチパチパチ…
人数は少ないものの、亮、明日香、小原が拍手してくれた。
「さて、三沢。今度こそお前に勝ってオベリスク・ブルーのトップになるからな。」
「いや、俺もそう簡単に負けるわけにはいかない。」
俺、黒崎遊矢と親友、三沢大地は。
本日、オベリスク・ブルーへ昇格しました。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ