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魔法少女リリカルなのはStrikerS-King Seong clone of another-
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ャーリーが息を呑むことがモニタ越しにわかった。
「八神部隊長に伝えた方が?」
「いや俺1人で行く。他のやつらのフォロー頼む。主にティアナのな」
聖は見つめていた方向に飛び立っていった。
「ぬっ!?気付かれたか……随分と勘の鋭いものがいるようだな」
聖が飛んですぐのこと聖のとんだ方向にいた男ゼストは険しい表情を浮かべた。その隣にいた少女ルーテシアも感じ取ったのか身構える。
その瞬間だった。
聖が空から降ってきたのだ。いや降って来たのではなく急降下してきたという方が正しいだろう。聖はそのままのスピードを保ちながらゼストに切りかかる。
ゼストも焦ることなく冷静に対処する。初撃を受け止められた聖は後ろに後退する。
「今の止めるか……アンタ何者だよ」
「名乗るべき名などない」
ゼストは静かに答えると薙刀型のデバイスを構える。
聖もそれに答えるように安綱を構えなおす。
「こちらも急いでいる身なのでな手早く終わらせてもらうぞ!」
「はっ!んなこたぁこっちだっていっしょだってーの!!」
ゼストが上段から切りかかると聖はそれを安綱で受け止めその衝撃を流し、またも切りかかるが、ゼストはそれを後退しよける。
聖はさらに追撃を重ねるべく一気に踏み込みを入れるとゼストの懐に潜り込む。
……この男ここでさらに踏み込めるとは!
ゼストは内心で聖のことを賞賛した。だが次の瞬間彼に襲ったのは鈍痛だった。
「ぐっ!?」
衝撃により後ろに投げ飛ばされるゼストに対し聖は追撃を入れなかった。
「降参した方がいいと思うぜ?いまなら弁解の余地もあるしな」
「フンッ。私に弁解など必要ない」
「そうかよ。だったら気絶させてでも連れてくぜ。アンタもあの子もな」
追撃を入れるべく聖が安綱を納刀し抜刀の姿勢に入った時だった。シャーリーから緊急の連絡が入った。
「白雲執務官!今すぐ防衛ラインまで後退してください!!」
「どうした!?」
「新人達の防衛ラインがそろそろきつくなってきました!今からじゃあシグナム副隊長もヴィータ副隊長も間に合いません!そこから一番早くいけるのは白雲執務官だけなんです!おねがいします」
モニタの映像を見ると確かにスバルたちが押され気味なのがわかった。聖がそれに眉をひそめているとゼストが聖に告げた。
「行ったほうがいいのではないか?仲間が危険なのだろう?」
「……今回は見逃しますが次は捕まえるぜ」
「望むところだ」
ゼストが言うが早いか聖は防衛ラインに全力で飛んでいった。聖が飛んでいったのを確認するとゼストはルーテシアに聞いた。
「どうだルーテシア?」
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