第13話 四人目
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てこられたら勝てないからな)
だから自分より弱いだろうシオンも同じである。
なんとも勝手な推察だが、その考えは大体当たっていた。少なくとも三対一で勝てる程剣崎シオンは強くはない。
「とびっきりの美少女二人と戦えるのはお前的に嬉しくないのか?」
「何を言っている?戦いに容姿は関係ないだろ」
その言葉に、リクは僅かに表情を詰まらなさそうにした。
期待していた答えではなかったようだ。
「では、いずれお前と戦う事を楽しみにしている」
それだけ言って、シオンはその場から消えた。
「…俺は全然戦いたくないけどな」
ぽつりと、リクはそう漏らした。
その顔は非常に面倒臭そうである。
「だってあいつ絶対〈卍解〉使えんだろ。顔的に」
それは、愚痴のような響きを持って、リクの口から吐き出された。
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