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遊戯王GX ~Unknown・Our Heresy~
第7話 退学宣告? 翔の決意の炎
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た想い。

勝ちたいと言う勝利への渇望。

その想い気が付き、カイザーはまたも笑みを浮かべた。

Side out


Side ???

月が満ちた夜。

満月を眺めながら私は恍惚の表情を浮かべる。

月はとても美しい。

女性なら誰しもが一度は思う、美しくなりたいと言う願い。

そんなことを思い、私は不意に右手に持つデッキに目をやる。

月の美しさを汚す、禍々しさを感じるデッキ。

そのデッキを見て私は表情を歪ませる。

あぁ、私の想い人よ。

貴方のその優しさが、私を苦しめる。

その優しさを受けることすら私にはおこがましい事。

ならば、いっその事・・・・・・。

「私を殺して下さい」

私の呟きが空に消えて行く。

月が欠けて行く。

そして私を睡魔が襲う。

そろそろ眠らなければ。

私はそう思い手に持つデッキを厳重にデッキケースに封印し、ベットへとその身を沈ませる。

睡魔に誘われ、私はそのまま夢の中へと旅立っていった。

今夜はどんな夢が見れるのでしょうか?

とても楽しみですね。

“直哉さん”。

to be continued


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