暁 〜小説投稿サイト〜
遊戯王GX ~Unknown・Our Heresy~
第4話 恐怖漂う泉での狂乱
[8/9]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
地から《堕天使スペルビア》を特殊召喚! そして、スペルビアを墓地から特殊召喚した事で効果発動! 墓地から堕天使ゼラートを蘇生!」
水色の光を放ち、癒しの光で輝いている十字架が雪鷹の頭上に現れる。
癒しの光に照らされた大地に罅が走り、大地を突き破り、深紅の翼を羽撃かせて堕天使スペルビアがフィールドに降臨する。
そして、降臨したスペルビアの中から聖天使としてデュエルモンスターズ界で広く知られている、その神々しい姿に大きな翼を持つ大天使ゼラートが現れた。
しかし、その姿は神々しいというより、その逆で禍々しく、純白の翼も血に染まり真っ赤になっていた。
闇に落ちたその姿は、まさに堕天使だった。
「そして、フィールド魔法《死皇帝の陵墓》を発動!! ライフを2000払い、手札より《光と闇の竜(ライト&ダークネスドラゴン)》を召喚!!」
俺 LP4300⇒2300
湖を囲むコロシアムが音を立てて倒壊し、ヴァルハラが輝くその後ろに、中国の王の墓場が現れた。
墓場には王に仕えていた兵士たちの銅像が列を成し王の遺体を守っていた。
そして、墓場を守る2体の兵士が宙を舞い、2つの銅像が同時に割れたと思った瞬間、フィールドに光輝くものが舞い降りてきた。
その者の姿は純白と漆黒の対となる2色を左右の身体と翼に持つ竜だった。
光と闇の竜は影光に向かって大きく咆哮を轟かせた。
その咆哮に水面が大きく揺れる。
「なんだって!? そいつは!?」
光と闇の竜の姿を見た影光は急激に焦り始めた。
その表情に雪鷹は楽しげに笑った。
「察しの通りだよ。このモンスターは万物全てを拒絶する! バトル!! スペルビアでダイレクトアタック!! インフェルノ・ゲート!!」
スペルビアは翼を羽撃かせて闇の疾風を起こし、その疾風が影光を襲う。
「ガァァ!!」
影光? LP4600⇒1700
「これで終わりだよ? 愉しかったよ お姉ぇちゃん」
光を消した雪鷹の瞳が彼女を捉えた。
見詰められた彼女は何故か笑っていた。
その感情を雪鷹は知っていた。
「アハハハハハハ!! 気にいったよ!! 君、名前は?」
影光が雪鷹に訊ねてきた。
「雪鷹、相原雪鷹だよ。お姉ぇちゃんは?」
「始めに君と戦っていたのが影光(カゲミツ)アヤメ。それで、僕は影闇(カゲヤミ)殺姫(サツキ)だ」
そう言って不敵に殺姫は笑った。
「わかったよ。殺姫ちゃん。じゃ、“死んで?”」
そう言いながら雪鷹は右手を上げ、勢い下ろすと同時に命令を出した。
「堕天使ゼラートで攻撃!! デリート・コーラス!!」
雪鷹の声を聞いたゼラートが剣を振りあげ、殺姫目掛けて勢いよく振り下ろ
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ