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遊戯王GX ~Unknown・Our Heresy~
第4話 恐怖漂う泉での狂乱
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ます」
彼女も俺の様に、デッキを取り出し扇の様に広げ、その中から1枚のカードを取り出し、ディスクにセットした。
そして、彼女のフィールドに半人半蛇の少女がとぐろを巻いて現れた。
レプティレス・ナージャ 攻撃力0守備力0
効果モンスター
星1/闇属性/爬虫類族/攻 0/守 0
このカードは戦闘では破壊されない。
このカードがモンスターと戦闘を行ったバトルフェイズ終了時、
そのモンスターの攻撃力を0にする。
また、自分のエンドフェイズ時、
フィールド上に表側守備表示で存在するこのカードを表側攻撃表示にする。
ナージャの姿を見た俺は目を見開いた。
ナージャは転生前の俺がかなり気に入っていたカード。
しかし、あのカードはこの世界には存在しないはず。
まさかと思い俺は彼女を見詰めた。
「・・・・俺はこれでターンエンド」
俺の言葉でターンランプが彼女のディスクに点灯した。
そして彼女はデッキからカードをドローする寸前でその手を止めた。
その行動に俺は考えるのを止め怪訝な表情を浮かべた。
その時だった。
「クヒ、クヒヒヒヒヒヒヒヒ!!!」
『ッ!?』
彼女が突然奇声をあげて笑い出した。
「もう、良いよね?」
彼女はそう言って髪を振り乱しながら血走った眼で俺の事を見た。
その瞳は、先程の水色とは正反対の、禍々しい深紅に染まっていた。
「ッ!」
明らかにさっきの彼女とは様子が違う。
さっきのは、演技?
いや、そうは見えなかった。
なら、目の前の彼女は一体・・・・・・。
その時、俺の中に1つの答えがゆっくりと浮上してきた。
「僕の性格の急変に驚愕してるね〜」
彼女は驚愕する俺たちの表情を見て楽しんでいた。
その時、俺は彼女の瞳を見た。
その瞳には人の嫌う感情が蠢いていた。
“殺意”と“凶気”が。
「僕のターン! ドロー! 僕はフィールド魔法“サベージ・コロシアム”を発動するよ!!」
止めた手を動かし、彼女は勢いよくデッキからカードをドローした。
そして、ヴァルハラを含むフィールド全体を包むようにして、剣闘士が戦う闘技場、コロシアムが轟音を轟かせ現れた。
サベージ・コロシアム
フィールド魔法
フィールド上に存在するモンスターが攻撃を行った場合、
そのモンスターのコントローラーはダメージステップ終了時に300ライフポイント回復する。
このカードがフィールド上に存在する限り、
攻撃可能なモンスターは攻撃しなければならない。
エンドフェイズ時、ターンプレイヤーのフィールド上に
表側攻撃表示で存在する攻撃宣言をしていないモ
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