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遊戯王GX ~Unknown・Our Heresy~
第2話 入学式とアカデミアの洗礼
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「おう、サンキューな。 それよりそんな事俺に言うって事は、もしかして俺に惚れたとか?」
「アニキそれは無いですって!」
1人の少年の言葉に女生徒はクスッと笑った。
「フフッ、貴方って面白いのね。 私は天上院明日香」
「私は藤原雪乃。 宜しくね、坊や達」
「俺は遊城十代! よろしくな!」
「僕は丸藤翔ッス!」
「それで、坊や達は?」
雪乃が直哉達に視線を向ける。
それに連れて十代達も直哉達に視線を向ける。
「俺は剣崎直哉」
「俺は相原雪鷹といいます。 以後お見知りおきを」
直哉は軽く挨拶をし、雪鷹は丁寧にお辞儀をして挨拶をした。
そんな雪鷹を直哉が呆れたように見る。
「貴方達も万丈目君には関わらないようにね」
明日香が釘を打ってきた。
「あぁ、そうするよ」
「ご忠告、感謝します。 では」
そう言って二人はデュエルフィールドを後にした。
廊下を歩きながら、直哉が雪鷹に話しかけた。
「おい」
「なに?」
「何だよ、あれは」
「はぁ?」
言っている意味が分からないとばかりに聞き返す雪鷹。
「だから、何だ! あの挨拶は!」
「何だとは?」
「さっきまで普通に話してたのに、なんで急に丁寧口調になんだよ!!」
廊下に直哉の声が響き渡る。
わざとらしく耳を塞ぐ雪鷹。
「いや、だって、初対面だし、女性だし、丁寧に言うのは当たり前だぞ?」
何を言ってるのだと言う風に話す雪鷹。
「それ以前の問題だ。 何がお見知りおきを、だ。 お前そんな言葉普段使わないだろうが」
呆れた目で雪鷹を睨む直哉。
「キャラだよ。 キャラ」
そう言って笑う雪鷹。
そんな雪鷹にそれ以上言うのは馬鹿らしいと判断した直哉はそこで論争を切り上げた。
そのまま二人は自分達の部屋があるラーイエローの寮に向かって歩みを続けた。
side out
side 雪鷹
部屋で寛いでいると、アカデミアから支給された電子生徒手帳のPDAに俺が七光りと罵った万丈目からメールが来ていた。
内容は・・・・・・。
「今夜0時にデュエル場に来い。 貴様等を叩きのめしてくれる!! まぁ、勇気があるなら来るんだな」
とのことだ。
「ムカツク」
俺は額に怒りマークを浮かべ、デッキをベルトに着いているケースに入れ、デュエルディスクを腕に装着して部屋を出た。
部屋を出ると、丁度直哉も部屋から出てきて、2人で一緒にデュエルフィールドに向かった。
デュエルフィールドに着くと、先に十代たちが到着していた。
「あ! 直哉! 雪鷹! お前らも呼ばれたのか?」
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