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IS 〈インフィニット・ストラトス〉×トリコ 食を探求する夏の毒!
駆け引き
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「あんた強いわね一夏、私の負けね」
「そうだな、でも楽しかったぜ?まさかブレイズクラッシャーを使う事になるとは思わなかった」
「ふふふっ、なっアンタにそこまで言わせたならいっか!」
「そうだな。んじゃ飯にでもすっか!いい戦いが出来た礼だ、うめぇもんご馳走してやるよ」
「本当!?」
「おう、丁度この後で皆に料理をご馳走する約束があったからな。絶対に来いよ?」
「美味しい食事にありつけるなら絶対にいくわよ!!でも不味かったら承知しないわよ?」
「任せろ!!」
そう言って一夏は鈴の頭を少々乱暴に撫でてからアリーナから出て行った。鈴は少しの間寝転んだままアリーナに居続けた。
「にして、あいつは私の知ってる一夏じゃないみたいね。最初こそ間違ったけど、よくよく考えればあいつが二十歳過ぎになる訳ないし、他人の空似って奴か」
どうやら鈴は箒とは違って完全に自分が知っている一夏と、今いる一夏は別の人物だと確信したようだ。
「世界には同じ顔の人間が3人居るって話もあるしね。きっとそうに決まってるわ、それにあの一夏は鈍感でもなかったし。さてと、美味しい食事といきますか」
鈴は身体を起こして立ち上がった。するとお腹がぐっ〜っとなった、かなり激しい戦いをしていたからか気付かぬ合間に空腹になっていたようだ。鈴はそのまま食堂へと向かうが、不思議と足取りが軽かった。そして食堂に辿り着くと直ぐ聞こえてきたのは・・・
「「「「「おいし〜〜〜!!!!!」」」」」
「・・・え?」
食堂には1年全員が勢ぞろいしており、食堂のテーブルには所狭しと大量の料理が置かれていた。お寿司にステーキにポタージュ、シャーベットにスパゲッティ、スープ、サラダ、様々な料理が置かれてバイキング形式のパーティ会場になっていた。
「すっごい・・・」
「おっ、来たな〜」
鈴が目の前の光景に圧倒されているとコック帽に白い調理服を着ている一夏が料理を更に盛って、持ってきた。
「凄い光景ね・・・」
「まあね、鈴と戦う前に仕込みをしてたし。後は仕上げの作業だけさ、それとこれ味見してくれないか?俺の自信作なんだか」
「あっ有難う」
鈴はそれを受け取った。それは豚肉を赤ワインで煮込み、ある工程を加えた料理。鈴はそれを一緒に渡されたナイフとフォークで一口サイズに切り分けて口に運ぶ。
「!!!な、にこれ・・・」
「どうかな?豚肉の赤ワイン煮込みは?」
「お、美味しすぎるわ!!豚肉からあふれ出す肉汁とソースが絶妙にマッチして何この爽快感!?この豪快さもありながら喉を通る度に巻き起こる爽快感と幸福感!最高よこれ!!」
「おっしゃ、試作品だったんだけど良い出来みたいだな。さてまだオススメの料理はあるから俺が説明しながら巡ろうか」
「是非ともお願
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