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FAIRY TAIL 友と恋の奇跡
第87話 力になりたい!!
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暴走するんだよね?

タ「MOーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」

タウロスは斧を連続で振り回す。ファイターはそれをかわし続ける。

ファ「なぁ〜んだ、黄道十二門だからてっきり強いかと思ったけど、そうでもないね。」

ファイターは胸の前で手を十字にすると、

ファ「クロスナックル!!」

タ「MOーーーーーーーーーー!!!」

ル「タウロスッ!!」

タ「す、すみません・・・MOー・・・」

タウロスは星霊界に帰って行った。

ファ「手榴拳!!」

ル「キャア!!」

ファ「鞭蹴り!!」

ル「イギィ!!」

ファ「全自必拳!!」

ル「あうっ!!」

リョ「ル・・・シィ・・・」

私の体はもうボロボロだった。魔力も限界だった。

ファ「さて、どうする?」

ファイターが私の隣にしゃがみ、不敵な笑みで問いかけてくる。か、勝てない・・・私は痛む体を体を起こして、ファイターに頭を下げると、

ル「お、お願い・・・私はどうなってもいいから・・・マヤや、リョウ、みんなには手を出さないで!!」

必死にお願いした。顔は見えないけど、ファイターが不気味に微笑んだのが分かった。

ファ「じゃあ、『死』あるのみだね。」

私はぎゅっと目を閉じた。これでみんなが、マヤが助かるなら・・・!私は覚悟を決めた。

ファ「格闘奥義・・・」

リョ「や・・・止め、ろ・・・・・」

ファ「グロスティカルブレイク!!!」

リョ「止めろぉーーーーーーーーーーーーーーー!!!」

ドドドドドガガガガガガガァァァァァァァァァァン!!!!!

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私は恐る恐る目を開けて、自分の手を見た。あれ?なんともない・・・?すると、誰かに抱えられているのがわかった。

ロ「全く、何で君は、そう簡単に命を落とそうとするのかな?」

聞き覚えのある声に私は顔を上げる。そこにいたのは、

ル「ロキッ!?(レオ)」

リョ「めがね、野郎・・・」

ファ「黄道十二門の1つ、獅子宮のレオ・・・」

門(ゲート)を通って私を助けてくれたんだ・・・あれ?もしかして、ロキ自身の魔力?とゆう事は、私、今魔力0!?ロキは私を下ろすと、

ロ「リョウ、君がルーシィを守らなきゃダメじゃないか。」

リョ「わ、悪ィ・・・」

あれ?もう喧嘩は収まったの?

ロ「ルーシィは下がってて。後は僕がやる。」

ファ「今度は獅子が相手ね。私を倒す事が出来るかしら?」

ロキは強いのよっ!!

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