第38話『夏休み突入!!だが宿題が……』
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きながら
ページを捲って行き、最後までザッと見た後
「何人かの生徒が『写させて』とか言いそうだから預かって置いてもいいか?」
そう聞いてきたので
「大丈夫……」
ボクはそう答えて席へと戻った
この時、残念そうな顔をしていた生徒が数人……
ボクの席の後ろにいるアリシアも残念そうな顔をしていた
そして2時間目……
ボクはカバンから原稿用紙を取り出して書き始めた
すると『夏休みの敵』をやっていたなのはが
「ツバサちゃん何してるの?」
ボクが何をしているかを聞いてきたので
「読書感想文……」
「えっ……本は?」
「今まで何冊も読んだ……」
「覚えてるの?」
「一字一句完全に……」
「………」
なのはが黙ったので
ボクはペンを走らせ読書感想文を書いて行き
授業の終わり頃に教室に戻って来た先生に提出し
その後の授業は通常の授業が普通に行われて行った……
次の日からの授業でも自習時間が数時間あって
ボクは夏休みの宿題を次々に終わらせて行った……
現時点で終わっている物
・『夏休みの敵』…500ページの問題集
・『読書感想文』…400字詰の原稿用紙5枚分
・『ポスター』……テーマは防火
・『習字』…………書く文字は『希望』
・『自由研究』……爪楊枝で小さな城を作成
残っている物
・『絵日記』…適当に書いてもいいが保留
・『植物の観察日記』…同上
・『リコーダーの練習』…練習する必要性無いけど……
・『ラジオ体操カードの提出』…これは諦める予定
そして数日が経ち終業式の日になった
全校生徒が体育館に集まって
校長先生の為にならない長い長い夏休みの注意事項などが終わり
教室に戻って先生から通信簿が配られた
ボクの成績は5段階評価で『3〜5』の数字が並んでいて
『5』は音楽や図工等の授業
『4』は国語や算数等の授業
体育だけはプールの授業を全て見学していた為『3』だった
そして先生のからのコメントには
『授業中に寝ている事が多々ある』とか
『テストで手を抜いているのでは?』とか書かれていた
「ちゃんと親に見せろよー」
先生が生徒全員にそう言っていたので
とりあえずネオにでも見せておこうと思った
「また夏休み中にある登校日で会おう」
先生はそう言った後、最後に
「霧島を見かけたら学校に来るように言ってくれ……以上!!」
この言葉を最後に1学期が終了した……
〜side out〜
〜なのは〜
終業式の次の日……夏休みの初日なの
今日は朝早くからラジオ体操をする為に近くの公園に集まってるの
アリサちゃんとすずかちゃんは違う地区だから居ないけど
ツバサちゃんと
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