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ソードアート・オンライン〜冥界を司る女神と平和の創り手〜
第6.5話 バイト 詩乃SIDE
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「いらっしゃい」

笑顔で声を掛けてきたのは2mはあるであろう身長に色黒の肌にスキンヘッドまるでヤで始まる三文字の職業をしているような人がいた。

どうみても日本人じゃない。

私は、数秒固まった後、無言で扉を閉めた。

「秋人。店、間違ってないわよね?」

「ああ、間違ってない」

「何、アレ?」

「結構失礼だぞ?」

言われて気がついた。

私も結構失礼なことを言ってしまった。

秋人が扉を開けて中に入っていったのでその後ろに付いて店の中に入る。


「こんにちは」

「おお、秋人、来たな。ん?後ろの嬢ちゃんはさっきの………」

「今朝、連絡した子ですよ。詩乃、この人はこの喫茶店《ダイシー・カフェ》の店主のアンドリュー・ギルバート・ミルズさんだ」

「初めまして、嬢ちゃん。アンドリュー・ギルバート・ミルズだ。まぁ、本名より、エギルって呼んでくれ」

「朝田詩乃です。初めまして」

予想に反してエギルさんはとても優しい人だった。

「それで、詩乃のバイトの件ですけど」

「ああ、いいぜ。こっちとしても人手が増えるのは嬉しい限りだ」

「あ、ありがとうございます」

雇ってもらえるとは思っていなかったので雇ってもらえると分かり嬉しかった。

「うちは月給制だ。初任給は5万で、その後は働きによって変わる。基本は調理、接客、清掃といった感じだ。分からないとこはあるか?」

「はい、大丈夫です」

「なら、早速だが、今日からやってもらうがいいか?」

「わかりました」

「なら、奥の更衣室で着替えてきてくれ。制服はロッカーにある」

「はい」









更衣室に着いたのはいいけど、どのロッカーに制服が入ってるのか分からない。

一度聞きに戻ろう。

そう思い足を秋人の所に向けようとすると後ろに誰かいた。

「わっ!?」

「あれ?驚かしちゃった?ごめんね?」

そこには身長が私より10p程高い黒い長髪の女性がいた。

「私は朱美、《ダイシー・カフェ》の店主エギルの奥さんよ」

「あ、どうも、初めまして。朝田詩乃です」

「じゃあ、貴女が新しいバイトの娘ね?それより、どうしたの?こんなところで?」

「実は今日から働くことになりまして、それで制服に着かえるように言われたんですけどどのロッカーにあるか分からなくて」

「そう言うこと。なら、大丈夫よ。確か…………はい、これが、制服よ」

「ありがとうございます」

渡された制服を抱え更衣室の奥で着替えることにした。














「きゃー!可愛いわ!」

着替えてる
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