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ソードアート・オンライン〜冥界を司る女神と平和の創り手〜
第6.5話 バイト 詩乃SIDE
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だがら、多分すぐにばれるとは思っていたけど………
「…………ええ。昨日、図書館の閲覧室で新川君にあったのよ。その時、私、『世界の銃器』っていうタイトルのグラフ誌読んでて、ちょっと勘違いされたのよ。その時、GGOをやらないかって誘われてね」
「でも、いいのか?だってあの世界にはあの銃もあるぞ?」
「だからよ。GGOに行ってあの銃を持った敵とあってもし、そいつに勝てたら私はあの事件を受け入れることが出来そうなの」
それに、今は秋人が傍にいてくれてる。
だからこそ、私はGGOに行ける。
そう思った。
私の話を聞いて秋人は数秒黙ると口を開いた。
「………分かった。詩乃がそう思うなら俺は止めたりしない」
「ありがと。」
そう言えば、あの銃があることを知っているみたいだけど秋人もGGOやってるのかしら?
「ところで、秋人もGGOやってるの」
「ああ、やってる」
やっぱり。
なら、ソフトの値段も知ってるかな?
「GGOのソフトはいくらぐらいするの?」
「あれは、6800円だった」
「そう、どうしよう」
ソフトだけでも十分に高い。
「足りないのか?」
「ええ、圧倒的にね」
無理を承知でお祖父ちゃんに頼もうかしら?
いや、あの人のことだがら顔を真っ赤にして怒るだろう。
本当にどうしよう?
「なら、バイトしてみたらどうだ?」
バイトか………
欲しい本があって一度やってみたけど遠藤達のせいで1ヶ月も持たなかったわね。
「してたわよ。でも、遠藤たちが………ね」
「なるほど」
その話を聞くと秋人は少し考えると何かを思いついたらしくそれを提案してきた。
「詩乃、なら、俺のバイト先でバイトしてみるか?」
「え?」
「御徒町にある喫茶店なんだけど従業員が店主とその奥さんと俺しかいないんだよ。詩乃さえよければどうだ?」
「それは、こちらとしても嬉しいけど、多分、また遠藤達に」
そう、多分、いや、絶対にアイツらのことだから、また何かしらやってくるはずだ。
そのせいで秋人まで巻き込むのは………
「その心配はない。安心しろ。保障する」
「………分かったわ。行くだけ行くわ」
「よし、なら今日の16時からバイトあるから、その時行くぞ」
「分かった」
「ここがその喫茶店?」
着いた喫茶店は《ダイシー・カフェ》と雰囲気のいいお店だった。
「ああ、言っとくけど店主、結構凄い顔だぜ」
「いくらなんでも失礼よ」
「なら、開けてみな」
にやにやしながら秋人は扉を開けるのを進めてくるので扉を開ける
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