23限目 清涼祭一日目
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作戦だろう。しかし今の姫路たちにはそれだけで十分だろう
「姫路、騙されるな!これはどうせ常夏コンビの作戦だ!!もし行っても居るのはあの二人だけだ」
「でも、私は行くんです!もう私は明久君を信じるって決めたんです」
半年前、姫路は明久を最後まで信じずにいたことを今まで後悔しているんだ。それは坂本たちは十分知っていた。だがこれはどう考えてもこの三人を捕まえるための作戦というのはバレバレだった
「分かった。。でも携帯はずっと繋げておけ」
「分かりました。」
「え?僕呼んでないよ?誰?うーん。誰だろう。うわぁ!逃げろ!」
とうの本人は相変わらず逃げていた。そして吉井の服装はいつの間にかウエディングドレスだった
「来ると思うか?あの3人」
「来るさ、特に姫路はな!」
雄二の思惑通り体育館裏倉庫には常夏コンビが待ち伏せていた。どうせ、3人を拉致して坂本たちを邪魔するつもりだろう
ガラッ
「「吉井(君)!!アキ!!」」
「ほらな!」
思惑通り姫路たちは常夏コンビに捕まった
「くそ!!やっぱり居やがった!!」
「翔子、少し任せた」
「分かった。気をつけて」
雄二とムッツリーニは姫路たち奪還へ体育館裏倉庫へ向かった。そしてもう一人体育館裏倉庫に向かっている男がいた。
「あの3人、罠に決まってる」
バカの吉井でもこれは罠だと思った
「待ってって姫路さん、美波、秀吉」
海外へ行っても吉井は吉井だった
ゴドーーン
「だ、誰だ!!」
「姫路さんたちを返して貰おうか!!」
「お、お前、吉井か!!」
「今は吉井明子だーー」
吉井は常夏コンビを殴り飛ばして、なぜか眠っている三人を縛っている縄を解いた。
「無事で良かったよ。でも、ごめん会う訳には行かないんだ」
(ここだよな、裏倉庫は)
(・・・・・・・・うん)
「じゃあね」
そして吉井はその場から姿を消した
「大丈夫か!三人とも」
坂本達が到着したときにはもう常夏コンビは倒れこんでいて、三人はソファで寝ていた
「大丈夫か?」
「うん、誰かが助けてくれた。でもとっても懐かしい声だった」
「うん、名前が明子だったと思う」
姫路たちはよくその時の事はよく覚えてないらしい
「まさか吉井か?」
「・・・・・わからない。でも明子は・・」
「気のせいか?」
清涼祭一日目、学園では学園祭で盛り上がっていた。しかし学園長室では緊急会議が開かれていた。
「どういうことですか?学園長」
「私も知りたいよ。西村先生」
「しかし、文月学園の機密情報が漏れればこの学園の存続に関わります」
会議の内容はさっきの竹原の脅迫の件である。竹原はクビにな
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