―デス・デュエル―
[10/10]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
も一緒に駆け寄って来て、マルタンの手を取って笑顔を見せた。
「良いデュエルだったよマルっち! ……だけど、マルっちのデッキって何なの?」
「……お父さんのカードを使って組んだデッキなんだ。だから、ちょっと弱いかもしれない」
マルタンが少し言い辛そうにデッキの秘密を言ってくれて、俺はマルタンの不可思議なデッキ構成に納得がいった。しかし、《トイ・ソルジャー》や《トイ・エンペラー》はナポレオン教頭のカードだが……まさかな。
「じゃ、今から一緒にデッキ作らない? ほら、遊矢様も!」
「……様は止めろ」
特に用事があった訳でもないので、マルタンのデッキ構築を手伝っても全く構わないので、手伝うことにしよう。……【機械戦士】の参考になるかもしれない。
長年連れ添ってきた仲間のようなデッキ、【機械戦士】。コイツにも、新しいギミックを取り入れる必要があるのではないかと、最近俺はそう思っていた。
【妖怪】にライトロードを取り入れた三沢のように、ネオスペーシアンが加わった十代のように。進化を続けるだろう彼らに対し、俺と【機械戦士】はこのままで勝てるのか……?
答えが出るはずもないことを考えながら、マルタンのデッキ構築を手伝うため、二人とともにラー・イエロー寮へと入っていくのだった。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ