−闇のデュエル−後編−
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そうして二人で笑いあう。
「お前と共にデュエルをしたらぁ、また、プロデュエリストを目指したくなったぁ。」
「ああ、そういや言ってたな。」
−伊達にプロデュエリストを目指していたわけではない。
「ああ。一度は挫折し、インチキ闇のデュエリストまで堕ちてしまったが、またやってみせる!!」
「へへ、その息だ!プロになったら、今度は1対1でデュエルしような!」
「ああ。約束しよう…」
握手。
「…ところで、この明日香はいつまで眠ってるんだ?」
スヤスヤと。
こっちが命賭けてる時に。
「もうそろそろ起きる筈だぁ…私はそろそろ行く…また、プロを目指してな。」
立ち上がるタイタン。
俺はまだ闇のゲームの衝撃で立てん。
「さらばだ…今度会う時は、プロデュエリスト、タイタンだ。」
「その時は、楽しんで勝たせてもらうぜ!!」
去っていくタイタンの背中に、ちっちゃいインフェルノクインデーモンの精霊みたいなのが見えたのは、気のせいだよな…
「この野郎…野郎ではないが…まだ起きないのかね。」
明日香の頬をペチペチ叩く。
「可愛い顔して、実は起きてんじゃねえか?」
とりあえず明日香ファンクラブに売ってやろうと明日香の寝顔を撮ったところで。
俺の意識は途切れ、
倒れた。
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