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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epic17非情なる真実〜5 of PentacleS〜
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」
――フライヤーフィン――
飛行魔法を発動して飛び立つ。と、一斉に攻撃してきた。それらを回避しながら高速砲、ショートバスターで迎撃。今まで倒してきた巨人たちと違ってかなり防御力が高くて、一撃だけじゃ撃墜できない。3発目でようやく破壊。1体に対して時間と魔力を無駄に掛け過ぎちゃう。だったら「ディバインシューター・・・シューット!」砲撃より魔力消費の少ないシューターで防御を削っておいて、すかさず高速砲でトドメ。
「やるじゃない、なのは♪」
「アリサちゃんこそ♪」
アリサちゃんは廊下や壁や魔法陣、巨人の体と、次々といろんな場所を跳び移りながら巨人たちを翻弄。すずかちゃんのバインドバレットで拘束された巨人の隙を突いて炎の剣や鞭で倒していってる。本当に負けてられない。一応、魔法使いの先輩だし。シューターからの高速砲って連続技で、私も巨人たちを3体倒す。
「2人とも! 上からも来ちゃうよ!」
すずかちゃんの声に反応して上を見上げる。腕自体が剣になってる巨人や、腕が数本ある巨人も降下してきた。とにかく降下の勢いを乗せた突進攻撃だけは受けれないから、回避限界距離にまで引きつけておいて避ける。そしてアリサちゃんは、すずかちゃんの居る場所とは反対側の廊下へ跳んで回避。私たちとすれ違って下層にまで落ちて行った巨人たちに向けて、砲撃を放つ。
「ディバイン・・・バスタァァァーーーーッ!」
だけど私が狙った緑色の巨人は動きは素早くて、紙一重で回避された。今度は急上昇してくるその巨人に向かって高速砲をお見舞いするけど、今度は装甲に弾かれた。機動力と防御力が高い。剣と化してる両腕の薙ぎ払いや振り下ろしを避けていると、
――バインドバレット――
すずかちゃんから魔力弾が5発と放たれてきた。その巨人は私のシューターのように受けても問題ないって判断したのか抵抗せず受け入れた。でもそれが致命的なミス。着弾した両腕と両足、腰にバインドが掛けられた。
すずかちゃんの「今だよなのはちゃん!」に頷いて応えて、「ディバインバスターッ!」至近距離からのバスターを食らわせる。今度こそ巨人はバラバラに砕け散って、その破片が下の方で戦ってるアリサちゃんと緑色の巨人に降り注ぐ。
「アリサちゃん!」
「っとと。大丈夫よ、なのは!」
アリサちゃんは破片と巨人の攻撃をなんとか回避。その様子に私は安堵。だけどそれがいけなかった。今は戦闘中。何が起こるか判らないのに。右側すぐの手摺の奥、壁を破壊する大きな音と一緒に巨大な斧が回転しながら私に迫って来た。
「なのはっ!」「なのはちゃん!」
頭に浮かぶのは防御一点集中。でも間に合うかどうか。と、その時。
――サンダーレイジ――
雷撃が降り注いできて、私に迫っていた斧を粉砕
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