暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epic17非情なる真実〜5 of PentacleS〜
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んなに経ってないのにね」
ディバインシューターのスフィアを6基と展開して、臨戦態勢に入る。でもそっか。まだ最近のことなのに、うん、やっぱり久しぶりな感じがするよ。思い出話もここまでにして、私たちに気付いて剣とか斧とか、武器を一斉に構える巨人に意識を集中。
「すずか、サポートをお願い。あたしとなのはで潰すわ。なのはもそれでいい?」
「うん、いいよ。ティファさんの治癒魔法のおかげで全快、絶好調だし」
ティファさんは私だけじゃなくてフェイトちゃんの負ったダメージも一瞬で治した、すごい女医さんだった。
「私とスノーホワイトのアイスバインドで先制するから、すかさず追撃をお願い!」
「「了解!」」
「なのはちゃん、アリサちゃん・・・跳んで!」
すずかちゃんのいきなりの指示に応えて、その場で大きくジャンプ。
「アイスバインド・・・!」
――氷の歌――
冷気の波がすずかちゃんを中心にして周囲へ勢いよく広がって、冷気の波を受けた巨人たちが一斉に凍り付いていく。宙でアリサちゃんと頷き合って、「いっっっけぇぇぇぇぇッ!」アリサちゃんと一緒に攻撃開始。
――ディバインシューター――
――フレイムウィップ――
その初撃で一気に5体倒す。そのまま攻撃の手を緩めることなく、次の部屋の扉へ続く道を開けるために、アリサちゃんは床に降り立って直接巨人たちに斬り伏せていく。私は宙に留まったままシューターでアリサちゃんを援護したり高速砲で巨人を叩く。すずかちゃんには攻撃に参加してもらわず、補助だけに専念してもらう。
「なのは、すずか! 全滅させる必要はないわ! ある程度減らしたら、すぐに上に行きましょ!」
「「うんっ!」」
アリサちゃんが6体目の巨人を裂き、私が10体目の巨人を撃ち抜いたところで道は開け、すぐさま扉へと突撃。扉を蹴破るように開けて、すぐさま閉める。すずかちゃんが「念のために」って扉に結界を張って、こっちへ巨人たちが追いかけて来ないようにロックした。でも、「あんまし意味ないみたい」私は今居る場所の状況を確認して、未だ扉に体を向けてるアリサちゃんとすずかちゃんに告げた。
「「うわぁ・・・」」
2人も振り返って、ここの状況を視認。今居る場所は、円柱形の大きな吹き抜け。その吹き抜けには飛行する甲冑の巨人が何体も居た。吹き抜け内を飛んだら一気に駆動炉に行けるなぁ。アリサちゃんも同じことを考えたようで「ブッ倒すわよ。近道近道♪」って手摺に足を掛けて跳び出した。
一番近くに居た巨人の頭の上に着地して、「タイラントフレア!」燃え盛る“フレイムアイズ”を頭に突き刺した。そしてまた跳んで、魔法陣を足場とする魔法フローターフィールドを展開してそこに着地。
「私も負けてられない・・・!
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