暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epic17非情なる真実〜5 of PentacleS〜
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されているモニターから目を逸らさないまま「エイミィ。今の炎の魔法、まさかとは思うが・・・」エイミィの側に居るクロノが確認した。そう。それはわたしも考えてた。プレシアの強力な雷撃を防ぎきれるだけの魔法を扱える炎熱変換持ちの魔導師は、わたしが知る中じゃただ1人。
「ちょっと待って・・・うんっ、テスタメントちゃんの魔力パターンで間違いないよ!」
テスタメントが死んだって思っていたわたしやクロノ、リンディ艦長にエイミィ、そしてアルフは驚愕した。アリサ達はさほど驚いてない。なのは達にショックを与えないように、テスタメントは逃げたって嘘を伝えていたんだし。
にしてもアルフの話じゃ両肩・両太もも、胸にお腹を槍で貫かれたってことだったよね。咄嗟に砲撃を避けようにもそれだけで死んでもおかしくないのに。一体どうやって・・?
「そうか。『どうやらテスタメントの動向にも注意しないといけないようだな』」
『だね。奪われたジュエルシードを取り返しに来るだろうし』
『ああ。だがこれはある意味チャンスだ。テスタメントも一緒に逮捕できるな』
勝つことが出来れば、って付くよクロノ。けどま、今度は絶対に負けてやらないけど。と、そこになのはとフェイト、その付き添いとしてティファがブリッジに到着した。フェイトは無地の囚人服に着替えさせられていて、手錠をかけられてる。
「フェイト!」
「「なのは!」」「なのはちゃん!」
アルフを先頭にアリサ達がなのは達のところへ。アルフは泣きながらフェイトに抱きつき、「よがっだよ〜」嗚咽交じりにフェイトの無事を喜ぶ。アリサ達はなのはと笑みを交わすことで、決闘の勝利とフェイトの解放を喜び合ってる。
『お疲れ様、なのはさん。来て早々で申し訳ないのだけど、みんなにお願いがあります。フェイトさんを別室へ連れ出してあげて。母親が逮捕される瞬間を見せるのは酷だわ。・・・イリス。あなたが同行して』
リンディ艦長からの念話での指示に『了解です』と応える。真っ先になのはが「フェイトちゃん。良かったら私たちの部屋に行こう?」って誘った。
「そうね。一度あんたとちゃんと話がしたいわ」
「うん。私もフェイトちゃんとお話ししたいな」
「「うんうん。好きな物とか好きな物とか好きな物とか♪」」
「好きな物ばっかりじゃないか2人とも」
「そうだね。ねえ、フェイト。この子たちの言う通り行こうよ」
アリサやすずか、セレネにエオス、アルフからもそう誘われたけど、フェイトはそれに応えず、ただじっとメインモニターに映るプレシアと武装隊を眺める。玉座に座るプレシアは包囲されようとも余裕を崩さず、うっとおしそうに隊員たちを見下ろしてる。
隊員たちがプレシアに罪状を告げ、そして武装解除して投降するように呼びかけ
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