第一物語・後半-日来独立編-
第四十二章 秘めし決意《2》
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同時に魔装は解け液体のようなものになり、彼女の魔箒はレンタル式の拡張空間のなかへと液体の魔装と共に自動収納された。
そして手の上にあるのは日来学勢院の制服を身にまとう、一人の魔法術師だ。
なんの夢を見ているのか、笑みは崩さないで寝続けていた。
騎神はそれを起こさないように地上へ戻り、その最中に出会った日来の二人組の魔法術師が眠る魔法術師の知り合いだったので渡した。
最初はこちらを警戒していたが、戦意が無いことを証明すると近付いて来てくれたのだ。
渡す最中に仲間内の一人が何やら、
寝てる姿萌え萌え。私のマギトちゃん、はあはあ……。
と不気味な言葉を言い、息を乱していたがもう一人の仲間は真面目そうだったので大丈夫だろう。
そして二人の魔法術師に自分が知っている辰ノ大花のことを話し、勿論これから辰ノ大花の一部の者達が長を救いに行くことも。
魔法術師はそれを真剣に聞いてくれて、日来の覇王会に連絡してくれるらしい。
言うことを言い終えたら、二人の魔法術師はすぐに日来へと帰って行った。
別れ際の言葉は無く、双方は背を向ける形でそれぞれの場所へと向かった。
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